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昨夜、ふたご座流星群が夜空を舞った。 観たくてうずうずしていたのだけれど、まだ風邪が重かったのでちょっとガマン。
今夜もまだ観られるので、昨日よりは風邪も少しだけマシになってたから chimomoと二人で寒空の下へ出てみた。
満月が煌々と夜空に輝き、流星群観望には最悪な夜。 だけど月の光を浴びれることが嬉しかったり。 足元に蒼い月明かりに照らされた、自分の影ができる。
綺麗な夜だ。
熱いコーヒーを飲みながら、夜更けまでchimomoと二人。 何度目の流星群観望かな。 2001年の11月に降ったしし座流星群は、本当に素晴らしい夜空の祭典だった。 赤く明るく燃える大きな流れ星を観た時は、深夜というのに大はしゃぎしてしまって。 近所の人たちも、新聞屋さんまでも一緒になって眺めたんだよね。
今年のふたご座流星群は、月も明るく東京の夜空では薄いものしか見えなかったけど それでも5個、しゅっ… と流れて行く星たちに遇うことができた。 町の灯りが届かない山奥に行かれたら、きっともっと見えたのだろうね。
しん…と静まり返った中、音もなく流れ消えてゆく星たちを観ていると 宇宙の営みは、太古の昔から変わらないんだって思えて来る。
わたしの想いも、存在も、本当に小さなものなんだ。
寒さに震えながらも、こころは温かい夜だった。
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