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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2005年12月23日(金) 音楽は魂で聴くもの


昨日の感動も冷めないまま。
夢の中で、また猫さんたちに逢えてしまって嬉しくなったり。

Chimomoは今日も学校の冬季講習会があるので、朝早く出掛けて、
帰りに「CATS」のCDを見てくるって話してた。
残念ながら取り寄せで、今出ている「CATS」のCDは、初回公演のものだそう。
でも、それでも良いよね。

それからフジ子・ヘミングさんの「奇跡のカンパネラ」を買ってきてくれた。

少し前にNHK教育TVで「フジコ〜あるピアニストの軌跡」という番組がOAされて
それ以来、フジ子・ヘミングさんの弾くピアノの音に魅せられた。
18日にも「グランドマザーズ物語」で、フジ子・ヘミングさんの特集があって
Chimomoは初めて「ラ・カンパネラ」を聴いたんだけど、かなり衝撃を受けたみたい。

(彼女は小学2年の時から、自分からバイオリンを習い始めて、今までずっとクラシックが好きなままなの。もちろん、ヴィジュアル系ロックも大好きだけど)

なんだろう。
音が違うの。
哀しみ、嘆き、そして慈愛―――。
心の琴線がふるえる音。

フジ子・ヘミングさんの人生と重なるような…。

わたしも長い間ピアノを弾いていたんだけど、こんな聴く人の感性に訴える音は初めて。
もちろん足元にすら及ばない音、自分には決して出せない音。

魅力的な音楽って、きっと魂で感じるものなんだと思う。


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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]