奇跡を信じて〜あれから〜
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 脳転移

効果判定の為の検査は全て終わった

明日の夜に全ての結果報告と
今後の治療方針などの話があると
主治医のT先生はHに告げたそうだ

夜、主治医が病室にやってきて
「ご本人にはベッドのまま移動して頂こうと思ってますが」と
言いながら
「ベッドが入れる大きさの部屋はですね〜」と
私を外に手招きながら
「最初にお話した部屋で」と話を続けた
その後、廊下に出てからの話は
昨夜の脳ルーチンの検査結果だった
覚悟はしていたけれど苦しく最悪の結果報告で
脳に転移しているとの事
そして本人にどこまで話しても良いかと聞かれ
弟に連絡をした後に返事をする事にする
Hには「今日は帰るわね」と言い病室を出た
弟に連絡を入れ相談した後
T先生がカンファレンスルームで説明をして下さった
脳の転移は骨転移である
今後
言語障害などの症状が出てくる可能性があると言うこと
などが話された
治療に関しては脳外科が判断が
先ずは画像診断のみで本人の診察はしない事にした
診察をするには
脳の骨転移のことも本人に話す事になるからだ

明日は
H、弟と私の3人で結果報告と今後の方針の説明を受ける


2002年03月05日(火)
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