奇跡を信じて〜あれから〜
R



 この日は忘れない

2001年12月18日は
Hが私の自宅に来た最後の日

あれから1年

昨年の今日は
何を食べたかは忘れたけれど
私の自宅で夕食を食べて帰って行ったよ
その日が最後の日となるなんて私は思っていなかった

母は「もしかしたら」って思ったらしい

私の母は変な所を感じる人で
この最後の日
Hが「腰が痛い」と言うと
「私の知ってる人が腰が痛いって言いながら
3ヶ月で逝っちゃったのよ〜肺癌だったわ」と母は言った
「脅かさないで下さいよ〜」とHも笑ってた

まさか

そのままじゃん

その事を後に医師に伝えると
「Rさんのお母さんは占い師みたいな人ですねぇ
医者でも気付かなかったのに」と言われました

そうです
腰が痛いと言いはじめたのは昨年の11月
「坐骨神経痛」と診断され
「年寄りみたいでいやだなぁ」って言ってました

しかし
好きな事だけやって好きな様に生きたHの人生
最後までHらしかったな

2002年12月18日(水)
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