2003年07月14日(月) |
霧消に泣けてきた。<マシンガンズの話> |
どうも。泣きそうなMADですがいかがお過ごしでしょうか。
例のギターを弾き、やり始めると止まらないために夜中の3時まで弾いていた。 ピックを使うと音が巨大になるから、指引きでポロリンポロリンである。 で、目的を持って練習したいと思い、昔のバンドでやった曲を引きずり出す。(当時自分はベース。) とりあえず、ピ工ロの曲とマシンガンズとルナシーがあって(メンバーそれぞれの趣味まるだし) その中でマシンガンズのファミレスボンバーをやってみる。 それは数年前の雑誌で毎月譜面が掲載されているものをコピーしたものだったのだが、 意外にもサクサクできた。 もちろんテンポは遅いが、やっぱり元を知っている(元が好き)だと出来るのも早い。
そんなこんなで、他の曲もやりたいと思ってバンドスコアを引きずり出す。 見比べて仰天。なんか、雑誌の譜面と明らかに違う(笑)。 当たり前だとは思っていたが、こんなに違うとは、と驚く。それと同時に感嘆のため息すら漏れる。 本当にコレやっとんのか?と、いまさらだがCDをかけて聴いてみる。 すると、やっているわけだ。 しかも速いわけだ。 すごいテクなわけだ。
そして、心に突き刺さってくるわけだ!!!!
いかん。いかんぞ。やっぱりお前らが大好きじゃ――――(泣)!! 声も、なんか昔はコレ(1st時)がいい!と思ってたけど、 何気に今の渋みのある感じの方がいいじゃん、とか 妙に肯定的な考えが浮かんでくる。聴きなれているだけかもしれないが。
で、「いつでも俺についてこい」という歌詞でこみ上げたものが噴出する。←ゲロではない 感涙、そう略して涙である。 ついてきたし、これからも付いていきたい。 この音楽がある限り、自分は追いつづけるべきなんではないかと自分に問う。 だってこんなにも大好きなんだモン★
と思い、今までのいろいろな思い出を引きずり出し始める。 ファイル3冊に収まりきらない量の切り抜きとチラシ。 ファンクラブの会報。送られてきたお知らせ。 ファンクラブに入っている間に引越し、記載されている住所は4ヶ所にわたっている。 泣けてくる。すべてが泣けてくる。 自分はこんなにも彼らを好きやったんやなぁ、と、遠い自分に語りかける。
そうやって思い出の品をドサドサやっている間に、手紙が出てきた。 高校時代に貰った手紙の数々である。 その中にはネットで知り合い、自分にマシンガンズを教えてくれた人からの手紙もあった。 「TIGERがマシンガンズを気に入ってくれて嬉しいです。 TIGERはスッシーにやられたんやね。破廉恥やねぇ。」 という言葉に初心が思い出されて泣きが助長される。 さらに、高校時代のバイト先の先輩からの手紙に 「もうMADちゃんの持ってきたマシンガンズのCDを聴けんなるなぁ。雑誌とか見れんなるねぇ。 マシンガンズトークが聞けんなるんやねぇ。寂しいわぁ。あーサミシーサミシー。」 と、もうあんたの話にはウンザリよ的な事が書かれてあって、自分の若さ溢れる押し付けに気づき 涙も引っ込む(笑)。 仲が良かったから、冗談なのは分かるのだが、自分がそこまで普及に努めていたとはビックリだ。 さらには中学で引越しをした文通相手からの手紙に(高校3年までつづいた) 「マリスミゼルは友達が嫌いだと言ってました。私は好きでも嫌いでもないなー。 あの人すごいね。歌の人。外人?」 と書かれていて、半笑い。 それが今ブレイク中のガックンだと、彼女は知る由もない。
と、まぁ、なんとも自分の青春をほじくればほじくるほど胸がグッと痛んでくるわけよ。 修学旅行の写真とか。
マトモなん一枚もないやん・・。
そういう胸の痛みとはちょっと違う気がするが、まぁいいか。 現在早朝5時55分。仕事が心配なMADでした。
MAD TIGER地味作品集
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