友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2004年02月17日(火) 精神病んだ。

今日仕事場で吐きました。ウヘェ!
もちろんトイレにはかけこんだが。
結果的に吐き気をもよおさなければならないエロ行為もした覚えがなく、
ただただ気分が悪くて、倉庫にひきこもり、眉間に皺を寄せたまま伝票の整理と品をチェックする。
そんでね。病院いったんですよ。
そしたら、「精神的なプレッシャーと眼精疲労と慢性的な寝不足」ですと!!
慢性的!昨日は将軍様のお誕生日でしたよ!慢性(マンセー)!そういう問題じゃないな!
しかも精神的なプレッシャーは今の棚卸だけで、それ以外は皆無に等しい。
しかも棚卸は仲間が手伝ってくれまくりなのであんまり気にしてない。
むしろ、アレだ。

趣味のほうがヤバイんだよ。
眼精疲労はここんとこかじりつきっぱなしだったPCとGBAのせい。あと小説もか。寝不足もPCのせい。全部PCのせい。
お前のせいだ!


お前さえ・・・ッ!





お前さえいなければッッ!!!





 怒りに任せ、仁志(ヒトシ)は震える拳を振り上げた。
目の前には結婚して21年目になる妻、清子(セイコ)がいる。
清子はふてぶてしい態度で仁志を睨み付け、まるで挑発するように鼻をならした。
仁志の目に炎が宿った。
いままで押さえてきた怒りが一気に噴出しようとしているのを、頭の中にいる冷静な仁志は感じていた。
ここのところ数年、仕事から帰れば出迎えもない。食事もろくに作られていない。ビールも冷えていない。
そしてなにより、この家には居場所がない。
そのことに気づいたのは最近だったが、実際それに気づくのは遅すぎた。
子供はすでに自分の手の中から離れようとしている。
仁志は元来の真面目な性格から、黙って仕事場を行き来し、出世街道になんとか乗ろうと必死になった。
それもすべて家族の為だと仁志は思っていた。―いや、思い込もうとしていた。
それが一番ラクだということに、仁志自身が気づいていなかっただけだ。
家族を気遣い、家族を見つめる。そんなことを放棄した父親を、誰が父親と認めようか。
清子はさげすんだように拳を見つめ、形の崩れた体を揺らして立ち上がって言った。
「おとうちゃんが、おるからやないの。」
蛍光灯が切れかけているのか、その表情を時々暗く照らし出す。
なおも拳を振り上げたままの仁志に、清子はふと柔らかい笑みを投げかけた。
「お金なんか関係ないんや。おとうちゃんがおってくれてるから、ウチらも元気でおれるんやで。」
仁志の体の震えが消えた。清子の笑みに救われたかのようにその拳をゆっくりと下ろす。
結婚したときよりも、だいぶ貫禄のついた清子の姿を見ながら、一緒にいた年月の深さを仁志は感じた。
「おとうちゃん、これからもよろしくね。」
清子はぶっきらぼうに言い、キッチンへと歩いていった。







まぁ、簡単に言うと上記のような感じですよ。
ごめんよぉぉぉぉ――――――――――!!
もうPCのせいだなんて言わないよぉぉぉ――――!!

うえっ、うぇっ・・・グスグス・・・・ズ・・・・ズズズズズ・・・ウォェェ!
まぁね。自分の体を犠牲にしてまでPC触りたいからね。
やりたいこといっぱい。



【最近読んだ小説の感想】
愛を乞う人/下田治美
あのねのねの素敵な遊び場「本OFF」で購入。小説の展開としては一人称で、自分の好きなものではないんだが
その冷静な描写がさも三人称のように感じさせる。
話は、幼少時に母親から虐待をうけた少女が大人になり、その話を自分の娘に聞かせるような感じではじまる。
映画化もされていて、当時自分は見たかったんだが、見なかった。←見ろよ
ただ、小説を読んで思ったのは、映画見なくてよかった、と。
壮絶な虐待シーンは痛い。かなり痛い。その母親の鬼のような表情が浮かんでくるくらい、痛い。
そこらのホラーよりも絶対怖い。
一人称でも、何も気にせず読めるんだなぁということに気づかされた作品だった。
ただ、後半父のお骨探しのあたりはダラダラと読んでしまった。あまり情景に引き込まれなかったな。

★★☆☆☆ ほしふたちゅ!(マチャアキ)

仄暗い水の底から/鈴木光司
鈴木氏は「リング」をちょっと読んで「オラには合わねえだ」と諦めた前歴アリだったんだが、ふと手にとってみたら
アラフシギ!まるでリングを書いた人とは思えないような描写!・・・と、勝手に思って購入。
リングはなんでだったかな?なんか、すごく嫌だった。
内容とかではなく、文章を読むと赤川次郎とかを読んでる時のような気分になっていた。
俗っぽいというか・・・・。今読んだらちゃんと読めるのかもしれないんだが、当時高校生の自分には「えー」という感じだった。
ただの流行とか、人気に対する感情かなぁ。よくわからんわ。
で、今回購入した「仄暗い水の底から」は、映画化されているものの、小説自体は短編集。
東京湾を舞台にした水に関するお話が載っているんだが、これがまたいい!
映画化された話の「浮遊する水」(黒木瞳主演のこわいやつ)も、意外といい。
この場合、自分は映画を見たくなった。まだ見てないんだけど。
短編の主人公がそれぞれたっていて、容易に想像がつく。
最後の話では、社員食堂で泣いた。←おい
たかが水でも、それに対する恐怖でも、そこに人が息づいているんだなぁと強く感じさせられた。
文章的にも好きだった。グッときた。
★★★☆☆ ほしみっちゅ!(マチャアキ)

魔少年/森村誠一
なんか、怖いのばっか読んでるような・・・・なんだ(笑)?
これは昔読んだのをひっぱりだしてきた。また読んでいる。
こええええぇぇぇぇ――――!!こえええよぉ!怖いんだが、そのキャラクターになんか笑える。
ベタすぎっつーか。期待を裏切らないベタさ。読んでいて楽しい。
森村氏はあれやで。背筋がゾッとする人間の感情、表情、動作を書くのが凄い。
けどいいかげん、部屋の中にある森村作品を眺めるとちょっと洗脳っぽいような気がしないでもない。
しかもちょっとマンネリ気味かも。おもしろいんだが。でも、マンネ(略)
★★★☆☆ ほしみっちゅ!(マチャアキ)

*************現在進行中
ISORA/貴志祐介
神から借りた砂漠/森村誠一(3度目読み返し)

何かいい作家さんがいたら教えてタモレ〜★




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