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2002年02月20日(水) ちゃんと行けたよぉ〜!

ああ、よかった。
ちゃんと仕事場に行けたよ。

アクシデントを想定し、かなり早めに家を出た。
おかげでものすご〜く早く着いた。

早く着きすぎてどうしようと、しばらく車で会場近辺をドライブしてみた。
途中、とんでもないことに腹痛を覚える。

「う、やばい。これは近いぞ。」

ハンドルさばきもままならないくらい、もよおしてきた。

すると途中、ショッピングセンターのような広場があり、広場のすみの方にトイレがあるのを発見!ラッキー!

駐車場に車を止め、もたもたとトイレに向かった。
まだ商店は開店する時間ではないので、ほとんど人がいない。

しかし幸運なことにトイレだけはオープンしていた。神様ありがとう。

外観もきれいなトイレで、これはきっと清潔なトイレに違いない。紙もちゃんとありそうだ。そんな予感がするステキなトイレ。

小股でもたもたとトイレに向かう途中、どこからともなくおばあさんが出現!
びっくりしたぁ!

そのおばあさんは親しげに微笑みかけてくれた。そして
「今日やってないよ」
と大きな声で私に話しかけた。
「え?何がですか?」
と脂汗まじりの笑顔で返すと
「うん、今日はやってないんだよ」
とニコニコ答えてくれた。
突っ込むと長くなりそうだったので
「ああ、そうなんですか」
と軽く会釈をして通りすぎようとすると
「銀行にきたんでしょ。今日スーパー定休日だから入れないよ」
ナゼ銀行に行くと思ったのか…?まあ、いい。でもこのまま去ってはきっとおばあさんは私のことを心配するだろうと思い
「あ、いや、今日は仕事できてるんで」
と、今考えればわけの分からないことを口にした。
「あ、そうなのぉー」
と、おばあさんもおばあさんで、なんと理解してくれた。
「それじゃ、どうもご親切に…」
ニコニコしながらお互い別れた。

無事トイレに到着。
ふ〜…。生き返ったぁ。
一人個室でほっとしていると、トイレに人が入ってきたようだ。
大声で笑っている女性の声が…。それはさっきのおばあさんのものだ。

外で待っているお友達となにやら愉快な話をしていたようだ。
おばあさんがトイレに入る音を確認し、私はすぐにトイレから出る準備にとりかかった。ここでばったり会ったらなんとなく恥ずかしいような気がしたからだ。

ところがおばあさんの用はすぐに終わったらしく、私が扉を開けたと同時にお婆さんの扉もオープン。

「あらあら、さっきはどうもねぇ」
とおばあさんに声をかけられる。
「あ、いやこちらこそどうもぉ」
私の個室からただよう残り香が気になったがおばあさんはきっとそんなことは許してくれるだろう。


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