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2003年07月10日(木) 私が大切に思うもの

実は昨日から悩んでいることがある。




それは仕事のこと。
秘密任務のことと、新しく依頼されている仕事のことだ。

秘密任務のことは、
随分前から7月までと話しをしていたにもかかわらず、まったくその手配がされておらず結局後任者のことなどの関係で8月までなんとかやれないかという話しになっている。
7月までという話しも渋々了解した話しだったのに
ここまできて8月まで出来ないかとはなんと都合の良い話しだ!!
私の仕事は契約で成り立っている。
秘密任務での契約はきちんと守ってきたのだから、相手にもきちんと守って欲しいものだ。


新しい仕事のことは、
それはそれは面白そうな内容で、是非やってみたい仕事だった。
とある大手企業のあるシステムがいっせいに変更されるということで、その新システムに関するインスト的な仕事。
窓のない事務所であまり人間の触れ合いのない秘密任務よりずっと私には合っていると思った。

しかし!!

そこで問題がいくつか発生。

まずは秘密任務とのスケジュール調整。
しかしおかしな話しで、あれほど私が7月までと言っても叶わぬ話しが社内でほどよく解決したらしく、あっさり秘密任務から解放されることになった。

次の問題は主婦としての時間だ。
日常の勤務時間も、主婦としてはちょっと痛い時間になることも時々あるらしい。
それから出張も時々あるらしい。



きっと
この仕事を受けたらやりがいを感じ、
私は今以上にキラキラと美しい女性に成長するかもしれない。←(?)

し、しかし…、

なんかイヤな予感も同時にする。

今まで築いてきたこのアホアホ感漂うほんわかした家庭が、
何か寒々としたものに変わってしまうような…。
旦那助の不思議なギャグも輝きを失い、
同時に私のギャグも旦那助の心をうたないものになるような気がしてならない。
そして、今まで愛嬌だったこの「しもプックリ」したフェイスラインも
「ブタの貯金箱風」のこの体型も、もうギャグでは済まされないような気がする。


私の生活の中での大切な物事の順位を考えてみた。

自分のやりがいが上なのか、
それとも家庭が上なのか…。

長い人生の上で考えると、仕事をする期間なんてほんの一瞬のできごとかもしれない。
何年か働いて、程よい時期に再び家庭に戻ってもいいのかもしれない。

しかし私の年齢を考えると
そろそろしっかりとした人生設計をたてなければなるまい。
子供のこと、住居のこと、その他色々。

今がちょうど人生の分岐点のような気がする。
今の年齢よりもう少し若かったり、もしくは人生設計がハッキリとした状態であれば今回の仕事に対して何も悩むことはないのかもしれない。
旦那助も私も、忙しく毎日に追われるともなんとかなるような気がする。

しかし、
何もハッキリしたものがない今の状態ですれ違いが増えた場合
気づかぬうちに時間だけが過ぎて行ってしまう恐れがある。


旦那助も一緒に考えてくれた。
旦那助は私よりずっと大人だなぁぁと思った。
自分の考え、それから将来のことをハッキリと口にした。

それに比べて私は…。
なんかまだ甘いなと思った。

結婚とは
精神が自立した男女がするものなのだと何かの本で読んだことがあるのだが
まさしくその通りだなぁと痛感する。
私は甘い。自立しているようで、まだまだ自分の足では立っていないなぁ。
考えがふらつき気味で、芯が通っていない。

だから今回の仕事が楽しければ
きっと日々その楽しさに流されて終わってしまいそうだ。

今は将来のことをじっくり考える時期ではないか。
進む方向が定まらずにいる現状で、すれ違い夫婦になってはいけないような気がした。
私が今一番大切に思うのは、やはり家庭だと思った。


結局、
新しい仕事は断ることにした。
と、同時に

秘密任務も復活することに。
やはり8月までとのこと。
ドリフの大爆笑って感じ。とほほ。


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