
もくじ|楽しい過去|明るい未来
旦那助は歓送迎会だった。
今日の会は送られる立場で、以前の職場の人々と飲んでいた。
夜の12時近くに旦那助から電話が入った。
「今M君達と焼酎のお店で飲んでた。もうちょっと飲んでくねぇぇ〜♪」
という連絡だった。 はいはい、分かりました。 連絡のための短い電話だったのですぐに切った。
切った直後、再び旦那助から電話が。
「あのねー、M君がうちの奥さんに話しがあるんだって〜。」
あらまあ、なんでございましょ。
「あ、ふつちゃん?Mです!!どーも!!」
受話器から、M君のものすごーい大きな声が飛んできた。 以前、彼には電話にて
「奥さんの日記、のろけ過ぎ!!」
と忠告をいただいたのだった。 今日の電話でも「のろけ過ぎている」と忠告された。 M君は俳優の「筧利夫」とキャラがかぶる。 ガバッとスッキリ!…そんな雰囲気が。
M君と20分以上話した後、
「あ、今もう1人とかわりますねー!!」
と、一緒にお酒を飲んでいるもうひとりの男性に電話がバトンタッチされた。
「あ、はじめましてー。」
とお互い挨拶をするが、 バックで聞こえるM君の話し声があまりにも大き過ぎ 「はじめまして」の人が何を話しているのかさっぱり聞こえなかった。
もくじ|楽しい過去|明るい未来
|