されど愛しき日々
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毎朝、同じ電車、同じ車両に乗っている。 その車両の扉を、前の方に乗っていたのが、 最近は後ろの扉に変えた。
何故かというと変なお兄さんがいるからだ。 そのお兄さん、背は高く、スタイルも良く、顔もかっこいい方である。 だが、いつも独り言を言っているのだ。 何を言っているのかはわからないが、唇が動いている。 そして、時々「ふふふ」と一人で嬉しそうに笑っている。 ちょっと・・・いや、かなり恐い。 だから、扉を変えたのだ。
しかし、何故、笑っているのだろうか。 妄想にふけっているのか、人には見えないものが見えるのか。 どちらにせよ、私には一生、分からないようだ。
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