散書
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2010年07月02日(金) セキュリティって‥‥

セキュリティソフトがPCに異常をもたらしては意味がない。


なんといいますか。
AVGfreeエディションとかいうフリーのウイルス対策ソフトを、しばらく更新をサボっていたのを最新版にしてみたところ、ブラウザ起動してウェブサイトに繋ごうとすると、突如PCがダウンして再起動がかかる、という意味不明な現象に見舞われました。
仕方なく、AVGをアンインストール。無事、ブラウジングは可能に。
一体何事?
ざっくり調べてみたけど、不具合報告は結構上がってるものの、大体はインストールできないか、異常に重いか、といったものらしく、マシンが突然落ちる、という不具合については検索引っかかりません。
むう。俺の環境が異常だということか?
ゼロセキュリティ状態は怖いので、早く不具合を全部直して欲しいところ。

取り敢えずバージョンを8にロールバックしてみる(というか、旧バージョンを再インストールしてみる)という案も考えたのだけど、9へのアップデートでマシンがダウンするようになった、それ以前から、バージョン8でも、しょちゅうブラウザがクラッシュしてたので、しばらくはこれで様子を見るつもり。Sleipnir使ってたらマシンがダウンしたり、Google Chrome使っててもクロームがクラッシュしたりという異常は以前からのものなので、この状態でブラウジングを続けてそういった異常が見られなくなれば、原因はAVGであることが特定できるわけで。
‥‥仮にそうなったら、セキュリティどうしようか。製品版ソフト買うのはどうしても抵抗がなあ。動作が重いとか、期限切れたら買い直しとか、値段の割りに対応範囲狭いとか。良い印象ゼロだし。最近は改善されたのかもしれんけど。
良いフリーのウイルス対策ソフト、ちょっと頑張って探してみるか。


神さまのいない日曜日、二巻をようやく読みました。
自分とはまったく違うお話の作り方をする人の本を読むのは、勉強にもなるけど、それ以上に疑問が増えて仕方がない。この人は一体、どこからスタートしてお話を作り始めるのだろう。
まあ、あれだ。
帯では、前巻読んだ読者のコメントらしきものが掲載されているわけだけど。個人的な意見として、言ってしまえば、そこまでのお話ではない。ただ、ひどく殺伐とした作品の出版が多い中で、これはとてもとても優しいお話で、だから、すごく心に残るんだという人がいるのはよくわかる。
まあ率直な感想として、アイは12歳としては聡明すぎるよなと。なのに精神面では年相応に子供こどもしてるから、だからあの子は余計に辛いのかもしれないと思うと、それはそれで作者の意図したところなのだとすれば、この作者は策士だろう。策も練れずにお話書く人間に作家が務まるのかという当然の疑問はこの際置いておくとして。
このお話で、今後、どういう仕掛けが施されて、どういう展開を辿るのか、非常に興味深いところ。

まあなんというのか、昨今のラノベ業界は。
マーケティングの理屈は持ち出すくせに、方向性が画一化されてしまえば多くの人は篩からこぼれてしまうということを見落としているような気がするわけだ。
オタクにこびるくらいなら、読者にこびて欲しい。
畑が広がることを願う。


金の心配をしないで済むように、早く働き始めたいところなのだが。


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