懊悩煩悩
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2002年04月12日(金) 糺の森にて

 今年履修することになった「上代文学作品研究」は文学専修の人用の科目というとで、さほど期待はしてなかったんです。「万葉集?あんな昔のもんうざったくてやっとれん」ってな具合に。しかし。実際授業を受けてみると、文学専修の授業にしては驚くほど国語学寄りの授業。むしろ国語学専修にしてもいいくらい。初回から非常に濃い授業で、大変満足感を覚えたのでした。そして何より教授に萌え!(おいコラ)まさにナイスミドル!イエイ!国語学の教授よりこの教授に卒論見てほしいわ。国語学の教授の一人なんて頼りなさすぎて相談する気にもなれず。客員講師の教授の方がよっぽど信頼出来そうな勢いです。

 うっかり約束してしまって思いっきり後悔していたバイト先の飲み会。行ってみると存外に面白く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。新しく昼勤に入った人がPRIDEに出ていた元プロなことが判明したり、(なんせガタイがいいのでサウナに行くとそっち系の人にいつも付け狙われて大変らしい。「触ったらしばきますよ」と言って追い払ったこともあるとか)新店長の前の店での悲惨な話の数々で大いに盛り上がったり。皆様、浅香山の某コンビニだけは行かれませぬよう…かなり恐ろしいことになっております。客も店員も。カクテル四杯でも酔えず、ちょっと危機を感じつつ。ピッチが早かったら酔ってたかもしれませんが。その日の体調に大きく左右されるとはいえ、ちょいと自分が恐ろしい。

 久々に夏目漱石の文章を読む。「京に着ける夕」「文鳥」など、随筆は初見だったのでなにやら新鮮。やはり彼の文体は非常に私好み。但し、精神的にも肉体的にもあまりダレていない時にしか読めないのが難点。そういう時は近代作家のものを読んで読書への欲求を満たす。だから、漱石の文体を非常に愛しているがなかなか読了出来ない。まことに残念であります。


えもんかけ |MAIL

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