宇宙 ほし の下で…



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2002年12月18日(水) 『 長い夜。 2 』

どんな美味しい食べ物も無理矢理つめこんだら…どうなる?
「俺ってすごいだろ?お金持ちだろ?」って自慢したいのはわかるけど、「はい。お金持ちですね。羨ましいです。」って思うけど、間違え探しをするならば「あなたがすごいんじゃない」ってこと。
会社を引き継いで大きくしたわけでもなければ持続させているわけでもない。親から自立しようとしているわけでもない。
お金があることは「本当いいなー。羨ましいなぁ。」って単純に思うのだけれど。
だってそう、私は貧乏。

『へー。デジカメもいいですよねー』と話してると、そのうち彼が飲み物を取りに席を離れた。
なおちゃんと私の間に言葉はなかったが、きっと同じことを思っていたと思う。

『そういえば…』と途中だったさっきの話を持ち出した。
『あ、そうそう!』となおちゃんも活気のある笑顔になった。
けど、ホッとしたのも束の間だった。
パシャ!パシャ!
驚いて90度顔を左に向けると彼がデジカメを手にしていた。
『はい、こっちむいてー♪』
『・・・・・・。』
無言でなおちゃんと顔を合わせた。

「早く!早く時間よ回れッ!!」心の中で強く唱えた夜だった。


はぁ疲れた・・・。
じゃすっ(と) るっきん(ぐ) いん ゆぁ〜はー(と) おー(る) まいら〜い(ふ)♪
溜まっていたものを吐き出すかのように帰りの車中でパッっと浮かんだものを一人歌う。
歌詞の意味なんて気にしません。
大きな口あけて歌っても恥ずかしくない夜って素敵。
車の窓から見る星も素敵。

少しだけ 少しだけゆっくり回れよ時間・・・。


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