海に降る雪...marin-snow

 

 

クリスマス・イヴ - 2002年12月25日(水)

久しぶりの裏日記です。
日記書く根性もない状態でした。

そういう時って、何でもどーでもよくなってしまう。
そういう私の性格にうまくつけ込んで(?)ちゃっかり、同棲が続いている。

20日に一応仕事も片づき、3連休のうち2日程寝込んで(彼は仕事)やっと言った。

「自分ちに帰れ!」って。

そしたら23日仕事が休みだから、しかも私は用事が入っていて出かけるから、
その間に荷物を片づけて、帰ると言っていた。

「帰れ!」って言える程元気がなくっても、元気がないから余計かな、
八つ当たりにヒステリーはここのところ酷かったんだけど。

それで、隣の部屋は勝手にしていいから、洗濯も食事も各自勝手にしよう、と、
何度目かにぶち切れた時、私が言ったんだ。

「君が居る方が私の家事量が増えるんじゃ、やってられない」
「それが出来るのなら、仕事も決まっていなかった君を追い出したりなんかしていない」
「自分だけで精一杯、人と暮らせるような状態じゃない」

と。

そうしたら、
帰るかと思えば、隣の部屋に洗濯かごやら、ケースやらが増えて、洗濯干しまで付いていた。。。

なんか、私とは感覚の違う人なんだと思った・・・ていうか、こたえん奴だと思った。。。



私は今まで長期の休みに引きこもって、
辛うじて日常や仕事をこなしているような状態を何年か過ごしていた。
それが、彼と知り合ってしまったことで、春休み夏休みと、引きこもり損ねている。

たとえ彼でも、今は駄目なんだと思う。
一人になって、引きこもって、休みたいんだ。

短い冬休み、今までずーっと蓄積されてきているものもあるし、
真剣、引きこもろう、休みたい、と思った。

だから、「帰って」と彼に言った。
その後、会えるかどうかは、後になってみないと分からない。



23日のうちに片づけて出て行く、と、返事だけはよかったんだが。

友だちが急に入院して見舞いに行かなければならなくなったとか、
昨日、職場の鍵を持って帰ってきてしまって届けに行かないといけないとか、なんだかんだと、あったそうで。

23日に帰ってきたら、部屋はそのまま。
全然帰る用意もできてないやんか!

いつも返事だけは調子いいんだけどさ。
私がヒステリー起こして、一回目くらいは、ちゃんと言ったこと守ってくれるけどさ。

それじゃまるで小学生やんか。。。

私も私で、ヒステリーは起こしたもののうやむやのまま、もう一日泊めることになってしまった。



24日というとクリスマス・イヴですね。

彼はキリスト教徒で以前25日の方が大事なんて言っていたし。
私の方は24日は帰ってもらうつもりでいたから、
23日にショートケーキにチキンを夕食にして、もう、クリスマスは終わった気分だった。
24日は荷物を取りに来るものと思っていた。

それでも、夕食は食べていくと言うから、仕方ないんで待っていた。

職場の人が交通事故に巻き込まれたとかで、いつもより2時間も遅く来てくれるし。

お昼を食べ損ねていた私は、余程先に食べておこうかと思ったんだが。
実家へ年賀状を取りに行ったついでにもらってきた父親の北海道土産のうにの瓶詰めもあったしで、
一応、待っていた。
そーとー切れていたけれど。



そしたら。

丸いクリスマスケーキを持って来た。
チョコレートの。
予め注文していたらしい。


   今の彼の生活、経済的に大変なのも知っている。
   この日だけ、ケーキの値段が高くなるのも知っている。

   何も今日でなくったって。。。
   それより先に、やらなきゃならないことがあるだろう。
   と思うのは、醒めているかしらね。
   冷たいかしらね。



確かに、過食に走って、特にチョコレートケーキばかり食べたかった時期があって。
その時、丸いままで食べてみたい、とは言ったけれど。

さすがにチーズケーキで留めていた。
なかなか売ってなかったて言うのもあったけれど、チョコレートの丸いのは手を出していなかった。

だったらなんで昨日私がショートケーキ買うのを止めなかったのよ!と不満はあるが。

過食のおかげで、現在、服が窮屈な私としては。
で、昨日の、クリスマスのケーキとチキンを最後に過食は止めようと、決意したところだったのに。



結局、24日の夕食。

うに丼にキムチ鍋にケーキとスパークリングワイン。

なんか、滅茶苦茶な組み合わせだ。。。

当然、この日も過食しました。
彼もちゃっかり泊まっていきました。


しかも彼担当になっている洗い物「今日だけは明日にしていい?」なんて言っている。

明日の朝洗う余裕があるとは、普段を見ていて思えない。
明日彼が帰ってくるまで台所をあのままにしておけと?
今日から休みで、たまには料理もしたい、というより、しなきゃ、食べられない私。

置いておけるわけないだろう。

昨日のうちに私が片づけたよ。
洗い物、そのままにしておくの、何となく、気持ち悪くて、嫌いなんだもん。
食べ終わったらすぐに洗うって家で育ったんだから、仕方ないじゃないか。

しかも、洗濯まで、洗濯機に入れるだけ「今日はしんどいから明日干す」と言う。
これも、食器と同じく、朝、やっていけるわけないだろうに。

私だって、やっと休みに入って洗濯したかった物とかあるんだ。
邪魔だから、干さないとしょうがないじゃないか。


・・・・・結局、私って、甘えられているとしか思えないんだが・・・・・。


彼なりに、私を喜ばそうとしてくれているのは分かるし、嬉しいよ。

だけど、徹底しては出来ないんだよね。
途中で息切れしてしまう。
後始末は私になる。

そんなところに、子どもっぽさを感じてしまうんだが。

冷たい私は
「中途半端にしかできないなら始めからするなよ、私の手間が増えるだけじゃんか」
とも思う。


   私も私で大人げないんだ。




布団に入ってから、ふと、父親のことを思い出した。
彼のように、ケーキを買ってくるとか、
子どもの私達が喜ぶようなことで目立つことはしてくれるんだよね。
あの年代の男の人にしては台所にも立つ人だった。
でも、後片づけとか、後始末は全部母親がしていたっけ。


   男って、そういうもんなのかしらね?


たまたま、付き合った訳じゃないが、以前、半同棲みたいになっていた人が、
家事が上手でまめな人だったから、甘えてる、と、厳しい目で見てしまうんだろうか?
(この人の場合は私が手伝う方が邪魔そうだった←けして家事は得意でない私)。



だけど、一人暮らしも長いし、資格マニアで家庭科の教員免許まで持っているという彼が、
「つみれ」を知らなかったのには、唖然としたが。


私が本当にダウンだった時。

彼が鍋のセットになっているのを買ってきてくれて作ってくれた。
それは嬉しいんだよ。

その中に「つみれ」の元も入っていたんだよね。
普通、丸めて団子にして入れるだろう。
どう間違えても、ケースをそのままひっくり返して入れはしないだろう。。。

「落としぶたをして」と言われてふたを本当に下に落とすという話と、
大して変わらないんじゃないかと思ったぞ。

そう思うのは、私が年取ってるからか?

何にせよ。
もう二度と、台所は任せないと思ったわ。



何だか、話がそれました。



クリスマス・イヴは。

照れくさいと思いつつ、嬉しかったよ。
人と過ごすのも何年かぶりだったと思うし。

   それはそれで嬉しいんだけれど。

      どうやって彼を追い出したらいいもんだろうか。。。





休暇が欲しくて引きこもりたくて誰にも会いたくない私と、
このままでも別にいいじゃん、と思う私が両方居る。


   どちらの私に従えばいい?


今日も彼は呑気に隣の部屋で寝ている。

明日も泊まるつもりらしい。
しかも「明日弁当作ってくれたら嬉しい」なんて言っている(無理です)。。。

彼の仕事が休みになるまで待ってくれと言い出している。


一人になれないままで、私は休めるんだろうか?
私は保つんだろうか?

結婚するのなら、当たり前の生活なんだろうけれども。
私に当たり前の生活なんて、できるのか?


春休みなんてあってないようなものなんだから。
今を逃したら、長期で休めるチャンスはないんだよ。



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