一日後記

2004年08月31日(火) 雑記。

昨日の蒸し暑さに加えて、風が強い日だった。
お蔭で駅まで向かう途中で横風に煽られた自転車が
いきなりグラリと傾いて、歩いていた私とぶつかりそうになる。
こんな強風で日傘差して走る神経は、よく分からない。


開店準備をしていると、何やら近所のレストラン前が賑やか。
本格的な撮影機材がチラホラ見えたから、
ドラマか何かだろうと目を凝らしてもやはり人物までは不明だった。
小一時間経って出入りの銀行員さん(女性)が
『竹野内豊っぽかったですよ』と言うので
社長夫人の許可を貰ってから2人して5分ほど職務放棄。
残念ながら、その頃にはもう撤収作業に入っていて色男は見られず
ちょっとがっかりしながら店に戻る。


強風で千切れたテントの紐を、4〜5段くらいの脚立の上で
直していたところうっかりバランスを崩して落ちそうになる。
慌てて骨組みの鉄パイプを掴んで落ちずに済んだけれど、
それを傍で見ていた社長夫人は必死で脚立を押さえていた。
この場合、彼女がとった行動は正しいのか一瞬考えた
…落ちずに済んだんだからまぁいいか。


丹精しているというわけではないが、
店にある2年越しのハイビスカスに今年初めて赤い花。
それまで2つ蕾をつけていながら、何故か蕾のまま落ちてしまったので
咲いてくれたことがとても嬉しい。
たとえそれが小さくて色が薄かったとしても。


帰りの駅から空を見れば、久々にきれいな月が出ていた。
風が強かった分、雲が切れたのだろう
自宅近くにある歩道橋の上で、煙草1本分のお月見をする。
きっと土手上から見たら、もっときれいだったかもしれない。
時間が許せばずっと見ていると思う。


気付けばもう今年3分の2が過ぎたんだ。



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