一日後記

2004年09月05日(日) お香。

前にも書いたけれど、普段一人でいる時は
大抵白檀のお線香を焚いていることが多い。
深夜だと気分によって使い分けたりする。

先日ヒノキの香りがするお線香を買ってきていたのを思い出し、
相変わらずCDがかかりっぱなしの居間で火をつけた。


……なーにかが、物足りない。

香りが薄いくせに灰は派手に落ちるし、何より違うのは
煙が全く出ないこと。
何も発煙筒よろしくモクモク煙を立てて欲しいわけじゃない。

すーっと立ち上る煙を見ているのは結構心が落ち着くもので、
疲れた時や家事の合間にそれを見ていることがある。
ちなみにコーンタイプのお香の煙は、面白くないから見ていない。
どちらかといえば香り重視。

で、その煙の出ないお線香はどこを見りゃいいのか。

試しに火のついている部分を見ていたら、落ち着かない。
いつ灰が落ちるか、ついハラハラしてしまうせいだ。
『そろそろ落ちそう…結構持つなぁ…あ、落ちた』
そんなことを思ってしまっては、落ち着くわけがない。

再びいつもの白檀のに火をつけ、先のヒノキの箱をよく見てみると
小さい文字でこう書いてあった。

『自然派微煙微香消匂タイプ』

んー。なるほど。


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