一日後記

2004年09月24日(金) 爪研ぎ。

両親が爪の長いのを嫌ったせいと、小学校低学年のうちから
ピアノを習っていたせいか、いまだに爪を伸ばすことができない。
つけ爪も試しに買ってみたものの生来の粗雑さが災いして
朝つけた10本が夜まで持ちこたえたことが殆どなかった。
持ったとしても、必ずどこかに自分で引っ掻き傷を作ってしまうか
つけ爪そのものを割ってしまう。

よっていつも深爪寸前までヤスリをかけるのが常で
仕上げにバッファーをかけていたら、
ふと爪を『研ぐ』という言葉を思い出した。


大体は猫科の動物に使う言葉なのだろう。
それでも女の爪というものもまた『研ぐ』という
表現が合うような気がするのは、何故。

イメージ的にピンと尖った長い爪を浮かべたからか。
(実際こういう爪を目にしたことはないけれど)
確かにこういう爪には、爪切りでパチンパチンとやるのは似合わない。
いずれにせよ、スクエアでもラウンドでもきれいな長い爪には
時間をかけてヤスリで『研ぐ』方が合っているし、
同性として色っぽいだろうとも思う。


改めて己の爪をまじまじと眺めた。
深爪寸前じゃ、色っぽいの『い』の字もありゃしない。








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