実母から電話。 最初こそ普通に話してはいたのだが、実父が留守と聞いて どうにも抑えられなくなり 溜め込んでいたものを一気に吐き出す。
あまりの突然さに、もの凄く驚いていた。
それもそのはず、過去一度しか そんな風に話をしたことなどなかったから。 その後何かあったとしても、心配かけたくなくて 何でもないようなフリをしていたから。
何故か身近な友人には話せることが実の親には話せずに 溜め込んでいたものは、相当大きくなっていたらしい。 そこだけは自分でも驚いたが、ひとしきり話すと 親に話せたことで少し楽になった気がする。
ある友人からかなり前に言われた言葉。
『○○さん(私)さ、モロに長女って感じだよね。 いつも強がってるようなとこあるんだけど 俺は(私が)弱い人だと思うよ。』
さらりとそんなことを言われて一瞬固まっていると、 笑いながら彼は続けた。
『だからさぁ、無理すんなって。弱いんだからー。』
結局その頃から、全然進歩してないんだ。
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