昨日・今日の東京は風が強くて 夜空にぽこりと浮かぶ月が、特にきれいに見えた。
今勤めている店にしても、拙宅にしても窓から見える空なんて ほんの僅かばかりなせいだろうか 少しでも空間が開ける場所に出ると、空を見上げる癖がある。 夜の場合そこに月を見つけたら、つい眺めてしまう。 先日の十五夜の時も、仕事帰りに人の流れの端っこで 雲の中で消えそうなそれを眺めていた。
今日は帰り道に歩道橋で少しお月見。 足の下は交通量の多い道路なのでお世辞にも風流とは言いがたいけれど、 拙宅から一番近い『空が広く見える場所』でもある。
月を眺めて不思議に思うのは、 それを眺める場所がどんな場所であろうとも 心が穏やかになれるということ。
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