一日後記

2010年01月28日(木) 目は口ほどに何を云う。

祖父が当初『余命3ヶ月』と言われて入院してから
何だかんだであと1ヶ月後には丸1年経つ。

癌であることはだいぶ前に分かっていたものの
90という高齢ゆえ手術もできず、進行も遅い。
最近になって黄疸が出てきたと聞いたが、それでも
さすが団十郎ばりのギョロ目一門の頭、目ヂカラだけは、衰えていないらしい。
(お蔭で、私の親を含めおじ・おばはこの祖父に似て全員ギョロ目だ。
 孫である私は残念ながら似なかったけれど)


体を満足に動かすこともできず
言葉を発しても身内ですら聞き取ってもらうこともできないのに
頭はハッキリしているものだから、余計もどかしいのかもしれない。



祖父がその目で何を訴えたいのかは

おそらく知ることができないままになりそう、な、気がする。







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