2013年02月17日(日) |
劇団THEATER REUNiON |
あれ? 去年のこれくらいの時期に行かなかったっけ? と、言いながら検索したら、今年もやっていました。
「劇団THEATER REUNiON」の卒業公演です。 劇団THEATER REUNiONは、白鴎大学の演劇部のことで、去年は図書館に張ってあったポスターを見て、第14期生の公演を見に行ったのです。(記事はこちら)
すごく面白かったので、もう少しちょこちょこ見に行く予定でしたが、結局一年経ってしまいましたね。
今年の公演は「R15(ルートじゅうご)」というタイトルで、ショートショート4本立てでした。 今年の卒業生4人がそれぞれ脚本を手掛けたようです。
一本目「メイヴィス探偵事務所」 探偵もの。アクションをやりたかったというだけあって、アクションシーンの前転受け身は見事でした。けどちょっと、30分に収めるにはどんでん返ししすぎたかな。二転三転くらいまではいいけど、5転もするとついていけなくなりますね。 探偵弟はもっと落ち着いたキャラクターでもよかったかも。にぎやかな姉のキャラクターに引きずられて、キャンキャンした感じが強く、名探偵に見えず。 あとこの作品に限らず、滑舌が悪い人が何人かいたので、台詞で状況を説明しなくてはいけないこういった作品は、余計にわかりにくくなってしまいました。残念。
二本目「夢の島」現代ドラマもの。自殺しようとする男とそれを止めるゴスロリ少女。並行して夢の島でごみ漁りをする姉弟の物語が絡むと、ラストに感動が、みたいな話。ラスト一言だけ余計だったかな。ゴスロリ少女は我が道を行ったほうが恰好良かったかと。
三本目「ラブ・スクランブル」コメディもの。シェアハウスを舞台にする男女恋愛模様とのことで、1,2本とみてきて疲れてきているところに、苦手なジャンルかと思いきや、ものっっっすごく面白かったです。笑わせていただきました。 去年も際立って上手だった方が、オカマ役をやっていて、オカマがもう板につきすぎて本物かと思いましたw 他の出演者たちも乗りに乗って演じている感じがして、スピード感もあり、どたばた劇の割に何がどうなっているかよくわかるシナリオで楽しかったです。もう一回見たい。
四本目「ゆきみやげ」まじめそうなタイトルだったのでシリアスかと思いきや、ラブコメ超能力ものということで、楽しく観させていただきました。 夢で予知夢を見られるが、見るだけで変えることはできない青年が、ある時未来を少しだけ変えられるようになるが、代わりに少しだけ記憶をなくすというもの。 これだけ聞くと少し重いかもしれませんが、演出が明るくて、最後まで惹きつけられて見られました。 主人公のキャラクターがまるでうちの旦那…そして友人役がうちの旦那の友人にそっくりでどうしようかとw
斜め前に座っていた年配のご夫婦が、三、四本目で肩を震わせて笑っていたり、4本目のクリスマスの音楽に合わせて体をゆすっていたりと、劇に入り込んでいましたよ。 演じている方にとっては役者冥利に尽きますね。
来月の公演は2日、3日。でも仕事でいけない残念。
*** 以下拍手お返事で >Mさん メールをありがとうございました! さっそくサイトにお邪魔させていただきました。昨日のうちにw 色々とお邪魔し続けるかと思いますが、今後はプレッシャーにならないように陰からひっそり覗き込んで行きます……w 作品だけではなくて、日記も拝見して、こちらこそ心強く励みになりました。 ありがとうございます!
ではまた!
|