相変わらずぼんやり立ち尽くす仕事をしています。 もう拷問です。
以前この仕事をやった時は、時間が過ぎるのがあまりにも遅すぎて、(ここから腕時計を見るのを我慢する、我慢する……)と、いう自分ルールを作り、よし! そろそろよかろう。と再び時計を見たとき5分どころか3分も過ぎていない現実にくらりとしたものでした。
今回はそれを教訓に、時計は見たいときに見たいだけ見るというルールにしてあります。 ストレスが溜まりすぎないだけまだまし。
もしかしたらこの立ち尽くす拷問の向こう側になにかあるかもしれない気がしてきた今日この頃です。
お客様が来れば、その瞬間だけ時計は早く進みます。 人間はもとより。 たとえそれが、鳥だとしても。
昨日来た鳥はなんという鳥だったのでしょう。 茶色くて頭が円くて結構でっかくて、かわいかった……。 もっとそばにいてほしかったのに、あっという間に飛んで行ってしまったよ。 もっとここにいてー! と思いましたけど。
その鳥以外訪問者もなかったのが先週の土曜。 風が強すぎて! コンタクトじゃなくてよかった。花粉症じゃなくてよかったとしみじみ思いながら立ってました。
でもねぇ。 何があろうと時間が止まるということだけはないんですね。 止まったように感じることはあっても。 どんなに辛かろうが、時は過ぎていきます。 あの仕事をしているとしみじみそう思います。 ただ立ってるだけなのに。
いつお客様が来るかわからないから、妄想をしてニヤニヤするような集中力はないんです。 それでも暇過ぎて何とか妄想しようとするんですが、1分も集中できません。 それを繰り返し繰り返し繰り返し、頑張っているといつかは夕日が沈んでいく……時間って本当に不思議だ……。
楽しいことをしているときは時間が早く過ぎるよね、なんて今更すぎて言葉にできないくらい、あの時間の経ち方はすごい。
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以下は拷問系の話。 苦手な方はスルーで。
刑罰(拷問?)の一種に、 ・無音状態の部屋に閉じ込める ・暗く、立てないほどの狭い場所に監禁
なんてのありますね。 逆に大きな音をヘッドホンで聞かせ続けるような話は映画や漫画で見かけたことがあります。
あれは嫌だなぁ……
私は閉じ込められるとパニックになるので、狭い場所系拷問は怖い。 閉所恐怖症と言いますと、うる星やつらの面堂さんしか思いつきませんし、それが生活に支障を及ぼしたこともないし、気にもしていないから、そう診断されたこともないので、さほどじゃないはずなのですが、閉じ込められた場合、それがたとえどんなに広い場所でもダメです。
鍵が開いている、自分で開けられる、出られる、というのなら全く平気ですが。 たまに、自分が死んでから狭い場所で焼かれるかと思うとそれでドキドキして眠れなくなるくらい怖い。死んだらわかんないはずですが。
はぁはぁ言い出して、涙がぽろぽろ出てきます。
いや、閑話休題。
そんな私が一番嫌だと思う拷問は、今のところ、江戸時代の遊女が廓抜けをしようとした場合や、廓内での折檻に使われたという、 「押し入れに両手両足を縛られ身動き取れなくしたうえで、蚊を大量に放つ」という身の毛のよだつような拷問ですね。
想像しただけでうやー! ってなりますわ……。 うやー!! って。
あ。 ちなみに私、面堂さんと同じ誕生日です。(マジで)
では、また!
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