兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2013年04月04日(木) 掃除洗濯日和 /和布団(敷)打ち直し

ようやく長雨が上がって快晴。
気持ちよく洗濯を干しまくりました。
花粉症の人が家に約一名いますが、なぜか洗濯ものにくっついてくる程度の花粉は平気らしく、遠慮なくやっております。
でも布団はあまりにかわいそうだから干さない。

部屋を片付け、古くなった三つ折りマットレスを捨てに行きました。
以前に書きましたが、湿気が多すぎて裏側がカビだらけになったやつです。余りにも具合がいいマットレスだったので、しつこく使っていましたが、体調も考えて……。

引っ越しシーズンのゴミ処理場は渋滞中でした。
それでもわが市は、ありがたいことに粗大ごみ等、自分で持ち込めば無料で処理してくれます。

札をもらって布団ごみ置き場に行ったら、まだ使えそうな綿布団がたくさん置いてありました。

今回、マットレスはどうにもならなくて捨てますが、布団のほうは打ち直しして、シングル一枚+セミダブル(丈が短い子供用?)を一枚のセミダブル用にリメイクして使うことにしました。

色々と調べてコレ↓にしてみたのですが、サイトにはセミダブルやダブルの打ち直しができますとあるだけで、丈が短いセミダブルなんていいのかな?と思ってメールしたら、同価格でOKとのこと。



布団、送料込で1万円ちょっとで打ち直せるんだなぁ。
それを思うと、捨ててあるのはなんだかずいぶん、もったいないなぁと。

結果がどう出るかわかりませんが、今のところ、送り用のでっかい紙袋が来たので、詰めて縛って、宅配屋さんが来るのを待っているところです。

昔は近所の布団屋さんでやってもらったものだけど……。
親が出してましたから、いくらしたか知りませんが、もうちょっとしたんじゃないかな?
布団屋さんはもうずいぶん前に跡継ぎやら、お客さんの変化やらで畳んでしまいました。
布団だけに、というダジャレはちょっと言いにくい。

***
そういえば。
実家のある通りは幅4mほどのさほど広くない道でありますが、昔は街道筋だったようで、40m位の短い距離の中に、肉屋も布団屋も八百屋(兼駄菓子屋)も床屋もありました。

そして、機織りの工場が並んでいて、学校から帰るとあっちからもこっちからも、いろんなところから機を織る音がしていました。それを聞きながら神社に駆けていけば、誰かしらが一緒に遊んでくれました。

その音は当たり前に聞こえてくるもので、うるさいとも思わず、気にも留めていないものでしたが、よその町内から友達が遊びに来たりすると、何の音?と聞かれたものです。

向かいのおばあちゃんは、だいぶ年でしたが、大きな大きな、幅180cm位ある、糸巻きから、縦糸を針金の間に通す仕事をしていました。表現しにくいんですが。

なのに今は、行けば耳を切られるという噂の(実際切られますが)老眼の床屋が残るのみです。

繊維、製糸で栄えた町です。
家の実家も、昔は機織りをしていました。
だからこそ、片手で食べられるイモフライや、あっという間に食べられるラーメンが今も残る町なのですが、いつの間にか、なくなってしまったんですね。

少しでもその頃が記憶に残る世代でよかったと思っています。


では、また明日。



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