兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2013年12月17日(火) 影武者徳川家康

まずは拍手お返事から。

>Mさん
いつも拍手ありがとうございます〜!!
二度も読んでいただけるなんて(感涙)嬉しいです。
今回は鈍いのはエリーのほうでしたけど、この二人はいろいろなパターンができて面白いです。
また遊びに来てくださいませ〜。




***

来年2日のテレビ東京新春ワイド時代劇(5時間)は、「影武者徳川家康」とな!

やばい。
観たい。

観たいけど、不安も大きい。
あの原作通りに作ってくれるのか。大事なところをはしょられたりはしないか。
……無理だよね。だってテレビだもん。
でも期待しちゃう。

***
影武者徳川家康 とは

隆慶一郎原作の時代小説。
関ヶ原合戦の際、徳川家康が暗殺され、影武者だった鉄砲撃ちの次郎三郎が家康のふりをしてその後を乗り切っていく話。

と、一言で書いたらそれまでだけれども。
実際色々ありまして面白いお話なのです。
甲斐の六郎やら、おふうやら、忍びたちのエピソードが好きでした。
秀忠の悪っぷりも、家康の側室と家康の話も、石田光成などの敵方も、登場人物がみんな個性的で、いうなれば確かに漫画風ではあるんですが。

時代小説に慣れていない人なら、最初の一冊としてオススメかと思うんですよ。最初から最後までハラハラわくわくしっぱなしの本なので。

それでも活字に拒否反応が出るならば、原哲夫(北斗の拳の人)の漫画から入ると宜しいです。7巻までしかないので、ストーリーが途中で終わってるんですけど絵が格好いい。
あ。原哲夫は同じ隆慶一郎原作の「花の慶次(一夢庵風流記)」も書いているので、パチンコ好きな方にはおなじみですね。道端にでっかい看板がよく立っています。
花の慶次は小説も漫画もきっちり完結しています。


隆慶一郎さんの本は、中学生か高校生の頃にハマって読んで、その後出ている分は全部読みました。執筆途中で亡くなってしまったので、未完の作品も多く、最後のページで、えっ、ここで終わりですか、めっちゃ途中ですが? というショックを何度も味わいましたとも。
大体が新聞連載だったようなので、仕方ないですね……。

捨て童子・松平忠輝とか、吉原御免状なんかもすごく読みやすい活劇でおすすめです。

***


今回、家康(二郎三郎)を西田俊之さんがやるそうな。

漫画版のイメージだと、ずっと前に、大好きな高橋英樹さんがやっていた方が似合ってたと思うけど、実際の家康から考えると西田さんがいいのか。
しかし、西田さんちょっと好きじゃないんだよな……笑顔でも目が笑ってないからなー。

もしも。
隆慶一郎さんが生きていたらどんな脚本を書いて、どんなキャスティングにするのかすごく興味があったなぁ。
元は腕利きの脚本家なのだから……。ちょっと亡くなるのが早かったよね、くすん。

とりあえず、登場人物一人一人の「格好よさ」だけは損なってほしくないなと思う次第です。




ああ、やっぱり楽しみだー。
今までは「家にいないないならみたいテレビはあきらめる」で通してきましたが、今回ばかりは買おうかなと……うーん…初売りかな……。


では、また!


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