光合成実験室(休憩コーナー)

2002年05月04日(土)  凧揚げと初孫。

というわけで、浜松です。

こちらでは、この時期にお祭りがあるんですね。
ご存知「浜松祭り」
浜名湖名産うなぎのウッキーがキャラクターとして迎えてくれます。

私はお祭りの事をよくよく知らなかったので、
凧揚げだけのお祭りかと思ったら、
電飾等で綺麗に着飾った山車(町内ごとにある。形もいろいろ)が出たり、
法被装束は、町内ごとのお揃いだったりと見所満載です。
電飾で飾るので、山車が街に出るのは夜です。暗くなったら法被の出番。

ちょこちょこと小刻みな歩き方が可愛らしく、
「練り」と呼ばれる独特のお囃子(のようなもの)などは迫力満点です。

昔は、男の初子が産まれたら、山車を引き回した後、その家に向い、
父親が子供を肩の上までかかげ、練る「初練り」というのがありました。
これも独特な「練り」です。
でも、今は、女の子でも大丈夫だし、二番目の子供でも大丈夫とのこと。
(少子化の波がこんな所まで)

その後、翌日の昼間(この場合は4日、今日です)に凧揚げが。

やはり、町内ごとに凧があり、初子がいる家は、凧職人に作ってもらいます。
ちゃんと子供の名前を入れてね。
大きさは、だいたい畳にして3畳〜8畳になるものまで(最近は小さいらしい)

子供の名前が入っている凧だから、揚げている人間は責任重大ですよ。
綺麗に空高く挙がれば、凧揚げ担当も、親も親戚もほっと一安心ですし。

たまたま初子がいない町内は、町で保管している凧を揚げるそうです。
(凧揚げがないのも寂しいものらしいです。
でも、山車がない町、凧がない町、というのもあるらしいです。
凧揚げの方が人数が少なくて済むらしい。山車は人数いたほうが格好良い)

この凧つくり。大きさにもよるそうですが、
初子の初練りの費用(夕食を振舞ったりする作法もあるらしい)などで、
100万円近くかかってしまうケースもあるそうです。
すごいですよね。
孫を思う気持ちは、ホントすごいです。

もしも、私が子供を産んだら凧を揚げてもらえるらしい。
すでに来年、私用の法被が出来ているとか何とかいう噂が・・・・・・

ま、なんにせよ。
こんな私でも、相方母の親戚様にもお気に召していただけたようで何よりですわ。
凧揚げなんかより、初孫を抱かすことの方が責任重大だけどね(笑)


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ぽんかむ [MAIL]

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