というわけで、浜松です。
こちらでは、この時期にお祭りがあるんですね。 ご存知「浜松祭り」 浜名湖名産うなぎのウッキーがキャラクターとして迎えてくれます。
私はお祭りの事をよくよく知らなかったので、 凧揚げだけのお祭りかと思ったら、 電飾等で綺麗に着飾った山車(町内ごとにある。形もいろいろ)が出たり、 法被装束は、町内ごとのお揃いだったりと見所満載です。 電飾で飾るので、山車が街に出るのは夜です。暗くなったら法被の出番。
ちょこちょこと小刻みな歩き方が可愛らしく、 「練り」と呼ばれる独特のお囃子(のようなもの)などは迫力満点です。
昔は、男の初子が産まれたら、山車を引き回した後、その家に向い、 父親が子供を肩の上までかかげ、練る「初練り」というのがありました。 これも独特な「練り」です。 でも、今は、女の子でも大丈夫だし、二番目の子供でも大丈夫とのこと。 (少子化の波がこんな所まで)
その後、翌日の昼間(この場合は4日、今日です)に凧揚げが。
やはり、町内ごとに凧があり、初子がいる家は、凧職人に作ってもらいます。 ちゃんと子供の名前を入れてね。 大きさは、だいたい畳にして3畳〜8畳になるものまで(最近は小さいらしい)
子供の名前が入っている凧だから、揚げている人間は責任重大ですよ。 綺麗に空高く挙がれば、凧揚げ担当も、親も親戚もほっと一安心ですし。
たまたま初子がいない町内は、町で保管している凧を揚げるそうです。 (凧揚げがないのも寂しいものらしいです。 でも、山車がない町、凧がない町、というのもあるらしいです。 凧揚げの方が人数が少なくて済むらしい。山車は人数いたほうが格好良い)
この凧つくり。大きさにもよるそうですが、 初子の初練りの費用(夕食を振舞ったりする作法もあるらしい)などで、 100万円近くかかってしまうケースもあるそうです。 すごいですよね。 孫を思う気持ちは、ホントすごいです。
もしも、私が子供を産んだら凧を揚げてもらえるらしい。 すでに来年、私用の法被が出来ているとか何とかいう噂が・・・・・・
ま、なんにせよ。 こんな私でも、相方母の親戚様にもお気に召していただけたようで何よりですわ。 凧揚げなんかより、初孫を抱かすことの方が責任重大だけどね(笑)
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