昨日は、Ｇ藤の誕生日会。
他、２人のバイトの子も１２月、誕生日ということで、

バイト宅にて、誕生日会をやった。

ミルはアホらしい・・・と思いつついった。

案の定、もうすでに女の子たちが、てきぱきと料理を作っていた。

ミルは料理を団体で作るのは好きじゃない。

みんなで囲んでケーキやら、何やら食べた。

ここで、タブーというか暗黙の了解になっているが、





決して仕事先の集まりまたは、仕事先で、甘えは許されない(みたいな)


これが何より、耐えがたい苦痛だった。

そして、Ｇ藤がある、バイトの子にうちらの関係を喋ったそうな。


昨日も、ベランダで二人ででてはこそこそヒソヒソ話をしていた。

ミルの前で。
自意識過剰といわれればそれまでだが、

そこが気に食わなかった。
案の定、ミルの顔をちらみしながら、喋ってたのは、苦痛だった。








秘密の恋愛にはなれていたが、

恋人がバイト先の人だと、気を遣って疲れてしまう。
現に、ミルは疲れていた。

一昨日の飲み会、これも甘えは許されない。


つまらない。



そりゃぁ、彼の廻りは、ミル一筋というわけでなく、仕事上、
忘年会などの行事によくでている。

ミルも寂しいし、そういうの好きだからよくいっている。
が。
ここまで、あからさまに他人のふりみたいにしていると、
ミルもつらい。
むかつく。
はらいせに、うちらの関係を知っている社員にべたべたしてしまう。

ミルは怒っていた。むかついていた。


こんなにつらいことしなきゃいけないのか？
恋愛って。

次にまともに会うのは、２５日、クリスマスだ。
あとはバイトで会うだけ。
つまらない。
もっと会いたい。
なんのために、おまえを選んだのか
わからない。

Ｔさんに会いにいこうか。
彼ならミルをつつんでくれる。

いや、むしろ、色んな野郎どもと、一瞬の快楽をともにするのも
一興でなかろうか？


なんなんだろう

この空虚感は。

なんなんだろう

この切なさは。

愛されてるのか、わからない。
あえて、ミルも聞かない。
心を





ドライにして









空虚にして






昨日も彼の車で口付けを交わす。

＜ カコ

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