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2005年04月10日(日)


■お花見でピクニック
キキママにお弁当を作ってもらって大宮公園に行ってきました。ピクニックかどうかって、わたしはお弁当の有無で決めてます(笑)。今年は満開と週末がぴったり合ってよかったです。10分咲き、風が吹くとぶわーっと散る時が一番好きです。大宮公園は広くて、宴会のひとが多くなくて、上野よりものんびりしていてよかったです。個人的には都心ではお酒持込禁止なので(笑)、新宿御苑が好き。いや、自分が飲むときはぜんぜんOKなんですけど、ピクニックのときはのどかな方がよいですよね。

屋台がこれでもかっというほど出ていて、食べ歩きとかしてもいいなあと思いました。最近はいろんなものがあるなあー。金魚すくいならぬ「プーすくい」というのがあって、プールにミニプーがたくさん浮いていて気持ち悪かったです。あはは。

IROJITEN
第2集を買ってしまいました。ユザワヤで一割引で買ったのですが、ネットの方が安かったですね。高校生の頃から憧れていた色鉛筆で、当時は一本ずつ買っていたのですけど(涙ぐましいな・笑)、急に思い出してまた欲しくなりました。親に「絵、描くの?」と訝しがられて、「グラデーションに塗って遊ぶの」と答えたら苦笑いされました。一本で濃淡が綺麗に出るんだよーう。あとはやっぱり机が欲しいなあ。うっかり机をキキママにあげてしまったので、履歴書を書くにも一苦労で、板をベッドに置いて文字を書いてました。

■ロスト・イン・トランスレーション
これはよかったです。スカーレット・ヨハンソンはバーバー、ゴーストワールドにも出ていたんですか。言われてみれば。う…。この二つを見たときに同じひとだとは思ったのですが、今回のトランスレーションとこの二つが同じ人には見えなかったです。彼女が成長したからかも。もう子役じゃないですもんね。ヨハンソンはどことなくソフィア・コッポラと雰囲気が似ている気がする。

ここで描かれている異国の地で感じる疎外感というのは、大都市ならではかもしれない。東京にはじめて出てきたひととかも、結構似たような感覚を味わうのでは。そしてそういうひとほどはじけちゃうんだなーと、学生時代は周囲の人間を眺めて不思議でした。ロケの渋谷の地は、わたしの知っているそれよりも幾分かアングラ的で、映画人ならではのセレクトなのかなあと思いました。ちなみに渋谷は嫌いな街です。ああ、身も蓋もない。道玄坂のけやきが、先週頭にいきなり芽吹き始めて、急に世界が色づいたようになって、少し我に返りました。

■八月のクリスマス
韓国映画。病気の主人公の最後の数ヶ月を静かに淡々と描いた作品で、死ぬからどうのという話でもなくて好感を持ちました。ドラマらしいドラマは起こらないのだけど、日々を大切に生きているのが素敵でした。主演はシュリで警官役を演じていた人手、彼の演技の素晴らしさに胸打たれます。ところで、花見で歩き回った後に見ていたので、彼が映画のなかで蒲団にはいったのと一緒にこちらもすっこーんと眠りに落ちていました。あれれ。