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2005年06月13日(月)
■リリース・ルーム 会場の白山という場所とはものすごく長い付き合いなんですが、白山神社のアジサイ祭に初めて行きました。今年は梅雨入りも遅かったしで、いつもは朗読会の時期は満開らしいのですが、今回はまた8分咲きくらいかしらんという感じでした。いちおうお参りして、おみくじ引いて(また末吉だよ、で相変わらず商売繁盛、待ち人来るし、失せ物出るし、安産だといわれる…)、ひと通りめぐって来ました。アジサイという花は海外でもとても人気で、品種改良もせっせと行われているそうで、白山神社にもたくさんありました。特に珍しいのは鉢植えで入り口や社周りに集めておいてありました。あとは関東だと鎌倉の長谷寺にいっぱいありますね。以前行った時は百日紅が満開で、お花がたくさんあるお寺みたいでした。 リリース・ルームというのはコトバコの後の詩のイベントですが、初めてのワークショップです。わたしも生のワークショップは初めてだったので怯えながら参加(笑)。罵り合いとかするのかしらんと思って、ちょっとワクワクもしていたのですが、わりと穏やかでした。全体合評(ひとつの詩について3人ずつ感想を述べる)のあと、3、4人のグループに分かれての個別合評(?)という構成。 わたしは初回のミーティングに参加しなかったので、いったい何をするワークショップなのか実はよくわかっていなくて、個別合評の時間に鑑賞会みたいなことをやっていたら安田さんに驚かれました。好きな詩を訊いて、どこがどう好きかって聞くのがとても楽しかったのです。このひとはこの詩のこんなところが好きなひとなんだーと知ることができるのはとても貴重だと思いました。 わたしは詩と作者の繋がりはともかく、詩と読み手の繋がりはとても大事なことだと思って、たとえばわたしには全然必要のない詩はものすごくたくさんあるんですけど、でも必要な詩というのは、詩のうまさとは全く別のもので、ただ今の自分が寄り添うことができるか、交わることができるか、っていう部分に尽きるような気がします。出来はあるでしょうが、優劣があると思うのはどうかなと。その詩を必要とする人がどれだけいるか、ってことでしかないと思います。で、たくさんいればいいってものでもないと思います。それに全員が同じ詩を推したら怖いし。 で、そんなことをしてたら、自分の詩の感想を結構聞きそびれたんですけど、知りたいことが聞けたのは、(本当に期待していなかったので)ものすごくありがたかったです。最近は何を書いても少しずつ違和感があって、殴られるのを覚悟で言えば、わたしはたぶんそれなりに巧く書くことはできるんです。でもそれで100万円もらえるとかならともかく(笑)、自分としては巧く書いて票をもらっても、なんの意味があるのかまったくわからない。でもだからといって書きたいものが書けていないというのは、なんか根本的にどこかでわたしは思い違いをしているような気がしていて、その理由がずっと知りたかったんですね。 うすうすわかってはいたことなんですが、むー。その他にへんな癖とか発見もしてよかったです。わかったからといっていきなりよくはならないでしょうが、まあがんばります(って気弱だな・笑)。 ■ポエトリー結婚式 大村さん、もとこさんの結婚パーティに行ってきました。なんかとても嬉しいですね。大村さんのことは常々、素晴らしいひとだ!とみんなで言っていたのですが、もとこさんはそれ以上に素晴らしいです。まちがいないです(笑) 司会とか受付を新郎新婦がやっているというありえなさが(段取り悪いひとなのに!・笑)、大村さんらしくて笑ってしまいました。オープンマイクを見ていてしみじみ思ったのは、詩人てへんなひとが多いよな…と。でもみんな大村さんのことを愛しているのが伝わってきました。 あと、ものすごいがっついていたんですけど(空腹でくらくらしてたので…)、ベンズのご飯はすごく美味しかったです。 ![]() |