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2005年07月22日(金)


■ポエケットは明後日なんですね。明日行くつもりでいました。

■本日の購入本。
「外套・鼻」ゴーゴリ/「神様のボート」江國香織/「1973年のピンボール」村上春樹/「イリヤの空、UFOの夏 その1」秋山瑞人

スニーカー文庫だったか、兄がいるので中学生の頃はそういうのを少し読んでましたけど、電撃文庫は初めてです。折込のイラストが入ってるう。大人になってから(女の子なのに)電撃とか、なんだか悪いことをしている気分になります。でも購入したなかでは一番厚くて高いのでした。メインディッシュ? 批評家の大森望さんが面白いと書いていたのでちょっと楽しみです。

ゴーゴリはロシアの作家で、ちょっと読み始めましたが、ロシア文学面白いなあ。それにしても300円の文庫本なんて初めて見ました。なぜゴーゴリかっていうと、ジュンパ・ラヒリが素敵すぎるからですねー。ゴーゴリ、いきなり売れたでしょうね。

「神様のボート」は、井上荒野さんのオススメ。読売新聞の書籍欄で作家が読者のこんな本を読みたいというリクエストに答えてオススメの本を紹介するコーナーがあって、遠距離恋愛が辛いので元気の出る本を、というものに答えたのがこれ。なんでも、なぐさめになるような本を探していたのですが、やっぱり止めて鞭打つような本にしました、とのこと。これで荒野さんが好きになってしまいました。彼女も新進気鋭の作家さんです。

■「どーなつ」北野勇作
↓文庫化になりました。この表紙にはうっとなりますね。ほんとはノベルスの絵の方が雰囲気は近いんですけど、でも可愛い。人工知熊という熊のロボットみたいなのが踊ったりしている話です。話はつかみづらいのだけど、さみしい感じのするSFでした。読んだ後はしばらくどーなつ化現象に襲われる…と。