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2008年12月20日(土)
■レオナール・フジタ展(上野の森美術館)12/5鑑賞 ※前回の近代美術館での展覧会とはかなり異なる内容とのこと。 ポスターで使われている幻の大作の発見&修復完了記念のイベントと、タイトルどおり、改宗後の藤田氏の晩年の彼の暮らしぶりと宗教画にスポットを当てた展示であった。平日金曜の昼間に行ったところ、ほどよく空いていて、大きな美術館ではないけれども、じっくり観て回るにはちょうど良い量だった。 藤田嗣治の足跡を足早にたどりつつ、乳白色の人物画や、猫の日本画など、全体的に網羅しており、彼の技術、多様性、センスの良さなど一時に知ることができた。展示後半、最後の大仕事、”夢の家”の創造と神の住まいの建設は、なんというか、愛おしさやら淋しさやら、いろんなものが混じりあって、偉大な人ではあるけれども、どこか近しいところもあり、うまくいえないけれど、非常に味わい深い展覧会で堪能した。 第一会場から第二へと移動するとき、庭に猫が歩いていた。立派な三毛だった。 http://leonardfoujita.jp/index.html ![]() |