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2009年08月22日(土)


■tamatogi
1月以来の参加で、よくよく考えてみると、朗読自体もそれ以来か。あの初回では、大いに凹まされたんだなとおもう。何をしていてもわたしのような人間は(邪念はないが)雑念が多く、自分がいったい何をしているのかすぐに忘れてしまう。そのたびにちょっとびっくりするぐらい凹む自分がいる。それは悪い意味ではなくて、その都度軌道修正されるので、凹めるだけましだとはおもう。

その1月の朗読で強烈に感じた違和感を、今回はがっちり軌道修正して行った。すなわち、今その場でその詩を読むことの意味ときちんと向き合うこと。わたしは前回、あの詩をあの場で読みたいわけではなかったのだ。以前寺西さんは、詩はまず自分を救うものである、と仰ったけれど、そのように、まずは自分の心を震わせるものであるべきだろう、とわたしもおもうのだ。

ところで最近はあまり朗読を聴きに行っていないせいか、聴き手として素直になってきた気がする(笑)。ゆるやかに、なんとなく楽しいとおもう。