田舎で育った僕 小学校は越境入学だった
通学時間は徒歩で約1時間 田んぼ道を集団登校
雪が積もると 僕らのグループは 集団登校から離脱
一面の雪の彼方 遠くに見える学校
「行くぞ!」
そう 通学路を無視 田んぼも小川も関係なし
一直線に学校を目指すのだ!
「うわぁ!」 誰かが雪で隠れた小川にズボリ 助けた彼の長靴は びちょびちょになっている
それでも僕らは曲がらない
「真っ直ぐの方が早いやん♪」 その単純な発想は 無邪気な勇気に連動してた
学校に着くと ちゃんと登校した誰かの密告で 先生に怒られる
それでも下校はまた冒険
「行くぞ!」 真っ直ぐ 真っ直ぐ
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