I bound,

ふとした瞬間に目に入る虚無が恐ろしい。

外に向いて居る何かは
勝手に歩いて行くから
どんどんどんどん差は広がって

いっそ
アレと同化してしまえば
何も考えず何も思わず
ただただ
楽、に
生きれるの、だろう。

楽しいことの分だけ
仮面をつけた分だけ
暗澹たる差は広がる

差が広がって
広がって広がって
広がって広がって広がって
帰ってこれなくなったなら
表層に近付きすぎたその時に振りかえってそこに何も無かったら
深層に沈み過ぎたその時に差しこむ光さえ見えなかったら
どうなるのか
どうなってしまうのか
考えるだけでも、怖い。

十月も更けていく中
ただただ焦燥に駆られて、
2007年10月18日(木)

AGO。 / 走馬真人

My追加