気ままな日記
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2002年09月18日(水) 大きな古時計

平井堅の『大きな古時計』
小学校の音楽の時間に習った歌だ。

わたしが生まれたときに始まる、膨大な数の家族の写真。
名前も知らない親戚が写った白黒写真。
「そのうち」なにかに使うこともあろうかと、押入れに眠ったままのたくさんの布の切れ端。
もう着られなくなったのにグズグズといつまでも捨てきれない、20歳代の頃の、お気に入りのワンピース。
取っ手に牛の鼻輪のようなものが付いていて、地震がくるたびにカチャカチャと音をたてる、祖母の家から持ってきた古ダンス。
工場勤めだった父のネ−ムが刺繍された作業着と帽子。
プレゼントなんて肌に合わないと言っていたのに、どうしたきまぐれからか手渡された、元夫からの旅行みやげ。
七五三の時に1度着たきりの、胸に熊の模様が付いたファミリアのスーツ。
母親におみやげなんて照れ臭くってといった感じで、遠慮がちに買ってきた日光修学旅行のおみやげ・・・

安心感と同時に不自由さをもたらし
確かにそこに居たという記憶を呼び覚ますもの
血縁(家族)の持つしがらみの、そのいとおしさとうっとうしさを感じさせる歌―


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