気ままな日記
DiaryINDEXpastwill


2004年06月26日(土) 年を重ねる

わたしは昔から母とあまり顔立ちは似ていなかった。
でも、泣きそうになった時の口の曲げ具合や、メガネをかけた顔、うなずいた時の表情など、ちょっとしたはずみに、あれ、今の雰囲気、似てない?、と自覚することが最近よくある。鏡を見なくてもそう思う。
これは自分が年をとってきたってことらしい。
父方の叔母、祖母の妹、電話の声だけだと、名乗らないと誰だか区別がつかないほどみんなよく似ている。男である父までが、最近、祖母によく似てきた、と思う。
顔が大きい、耳の聞こえが良くないということだけでなく、かもし出す気配というものが……。

「あんたは、親の似て欲しくないところを全部受けついでしまった」と、よく言われた。受け継ぎたくて受け継いだわけではない。
だったら受け継いで欲しかったところなんかあるわけ?なぞと憎まれ口で返したくなってしまったものだが、もう互いにすっかりあきらめた感じである。

朝、線路をはさんだ反対側のホームを母が歩いているのを見かけた。
ちょっとかしいだように見えるのは腰が曲がっているせいだ。
相変わらず声の威勢はいいけど、ああ、おばあさんになったんだな、そう思った。


TOMATO |HomePage

My追加