気ままな日記
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2006年08月15日(火) 懐古趣味というわけではないけど

 最近、「昭和のヒット曲」といった類のテレビ番組を好んで観るようになった。大晦日になると、父親がなつメロを観ていた。なんで古い歌ばかり、と思っていたが、その気持ちがわかるような気もする。その曲の流行っていた頃の自分、というものを良くも悪くもしみじみと思い出す、あの感覚がいいのかも知れない。
 
 昨夜、なんの気なしにNHK教育テレビにチャンネルを合わせてみた。普段全く縁のないチャンネルである。福祉の番組に続いて、手話ニュース、今日の料理、古武術、ミニチュアガーデニング、茶の湯、……。ひとつの番組の時間も短く、CMがないので、テンポ良く感じられる。新聞のテレビ番組欄をチェックしたわけではないので、次はなんの番組が始まるのだろうとなんだか楽しみでもある。時間帯が時間帯なだけに、ゆっくりとした趣味的な番組というのもいい。茶の湯の番組を観ていたら、昔お茶を習っていた時に覚えた作法が思い出されて、なるほどあれはそういう意味だったのかと新鮮な発見もあった。

 今も、なつメロ番組を観ながら、これを書いている。こうした番組に惹かれるもうひとつの理由は、同じ世代の、つまり40歳台50歳台となったタレントが、ナマで出演することがあり、今も頑張っている彼らを観ることで、こちらも励まされるような気がすることかも知れない。


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