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99 俺らしいとは?

友達が俺の何かについての感想を言うとき、「あ〜!マッキーらしいね!」という感想が多い。かなり多い。
最近になって、「そういえばよく言われるなぁ・・・」って思った。その感想を聞いた俺は、なんともリアクションがしにくい。だって、俺にはみんなが言う俺らしさがよくわからないから。
そのことを友達に言ったら、「確かにそうかもね」だって。たとえば服なんかで、俺が着ている服を見て、「マッキーっぽい」とか、俺が聴く音楽を聴いて、「あ〜、マッキー好きそう」とか、例えば家に来て部屋を見て、「マッキーっぽい」とか。「良い」とか「悪い」とか「きれい」とか「ださい」とか、そういう形容詞で表現をしてないんだよね。なんでもかんでもマッキーっぽいって。
それにふと気づいた俺は、それからというものそう言われると、「だって俺が好きで選んだものだもの!俺っぽくてあたりまえじゃん!」なんてちょっとつっこんでみたり。
俺は好きなものにはとことんなとこがあるから、それがみんなにイメージとして残りやすいんだろうね。赤が好きとか、紫はあんま好きじゃない、とか、ジャズっぽいのが好きとか。
高校生のころちょうど指定バッグが流行始めた。いや、中学の頃からかな?どこか他の学校の指定バッグで人気なやつとかあって、みんなこぞってそんなバッグを使い始めた。それに似たやつを店で買ったり、街で見る高校生はみんな同じバッグを持っていた。そんな中俺は蛍光オレンジの肩からかけるバッグを使っていたんだけど、そのインパクトが相当強かったらしく、俺にはオレンジのイメージがついた。一番好きな色はオレンジだと思い込まれた。そんなにインパクトが強いとは全然知らなかったんだけど、あるとき友達とバッグを一日だけ交換したんだ。友達が朝登校してくるとき、遠い後ろからそのバッグを発見してびっくりした。相当目立つ!自分で持ってるとあまり気づかないんだけど、制服にそんな派手なバッグをもったやつはあんまいないから余計ね。
まぁ話がそれちゃったけど、そうして人のイメージはできあがっていくんだろうな。「マッキーっぽい」という言葉は友達にとってはひとつの形容詞となっているらしい。それはそれでうれしいね。マッキーっぽいって言われないようなものを選ぼうかな〜。でも好きでもないものを選ぶのはね〜。
2003年09月22日(月)

VOICE / マッキー

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