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184 あの頃の僕ら

先日、高校時代の友達とひさしぶりに会ってゆっくり話をすることができた。
高校を卒業してもう4年半になろうとしているけど、ほんとここ最近になって趣味があっていることがわかり、意気投合していたところだった。
高校時代って今考えると話していたことに深みがあまりなかった気がする。本当に仲のいい数人をのぞいて、学校にいればよくしゃべる友達でも、それは日々にくだらない話に終始する。もちろんその頃はそれが楽しいことだったし、それ以上に深い話、というのはその人のことをもっとよく知るということで、をする必要性を感じていなかった。それを今考えると「もったいなかった!」と感じるんだ。
高校のクラスメイトってさ、うちは40人前後いたけど、これからの人生長いスパンでみても重要な人物だよね。数十年ある人生の中でも、わずか3年間だけど高校の時一緒のクラスだったっていうのは大きいと思うんだ。でもそんな人達のほとんどが、学校を出てプライベートになったらどういう人なのかっていうのを知らない。どういう服を着て、どんな音楽を聴いて、どういう趣味があって、どんな思想を持っているのか?っていうようなこと。
高校生ってクラスのみんながお互いにどこか牽制しあってて、様子を探りながら生きている。男女間やグループ間なんかでちょっと見合ったりしていて、そんな垣根をもっと簡単にとっぱらって、ただ楽しくいられたらって思うんだ。でもそれは今になって思うことで、そのころの俺らにとってはそれが重要なことだったんだろうけどね。なんかもったいない。
ひさしぶりにあった友達と話していて、あの人と今話してみたいね、って思う人がたくさんいた。いくらでも毎日でも話すことができたあの頃に今の気持ちで戻れたら、もう話したいことが山ほどありすぎて、みんな授業なんて聞いていられないだろうな。なんて、もともとたいして聞いちゃいなかったけどさ。
2004年08月30日(月)

VOICE / マッキー

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