Deckard's Movie Diary
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2001年05月11日(金)  クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 山の郵便配達

 なぜかシネマ・チャットで話題になっている『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』。おー!なるほど、なるほど。これは面白い!特に70年代青春の大人達はかなり楽しめます。いきなり、♪スプーンとカップをバッグに詰めて〜 (ケンとメリーのスカイラインCMソング)「愛と風のように」 by BUZZ が流れてきた時には、もうビックリ!ストーリーは、とある同棲カップルの陰謀で70年代の郷愁に浸らされていた大人達が未来を拒否し、子供帰りをするのを、しんちゃん達が「目覚ませー!」と助けるという話なんです。で、画面には万博から始まり、当時流行ったヒーロードラマやギャグ等ばかりが登場。まぁ、懐かしんでいるだけならいいけど、過去に引きこもっちゃうとね!最後のしんちゃんの言葉は感動的すらありました。いや、マジで!一見の価値アリ。

 次は久しぶりに訪れた岩波ホール。映画は『山の郵便配達』。昔、小学校の優秀映画鑑賞会で上映された映画みたいでした。中国アカデミー賞の最優秀作品賞受賞。中国南方の山岳地帯、3日間かけて手紙を届ける郵便配達人。老いた父からその仕事を受け継ぐ為に息子は父と一緒に配達に。父、息子、母、妻、去る者、受け継ぐ者、それぞれの想いが交錯するストーリーは、ちょっとベタなところもありますが、素朴に泣かせてくれます。緑豊かな自然も美しく、心が洗われる作品でした。でも小学生だったら、この良さがわかんないだろうナ。それにしても岩波ホールは、相変わらず年齢層が高いなぁ・・・でも満員!恐るべし!


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