Deckard's Movie Diary
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2001年05月14日(月)  ベティ・サイズモア ハリー、見知らぬ友人

 全米で大ヒットしたという『ベティ・サイズモア』。この映画のおかげで主演のレニー・ゼルウィガーは一躍全米の人気者に!次回作『ブリジット・ジョーンズの日記』も大ヒットしたらしいです。ちなみにカンヌ映画祭最優秀脚本賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(コメディ&ミュージカル)受賞!主人公のベティは強いショックを受けたことによって現実の世界から憧れの世界へ逃避してしまう訳なのですが、精神医学的には「フューグ」というらしいです。ベティの逃避先がお気に入りのTVドラマの世界だったことから、勘違いが勘違いを呼び・・・みたいなストーリーです。確かに面白いハナシなんですが、まとまりに欠ける印象でした。モーガン・フリーマンが演じるキャラに説得力がないからかもしれません。レニー・セルウィガーは親しみやすいキャラで、とても魅力的です。今後が楽しみな女優になりました。音楽も懐かしい感じでヨカッタです。

 お次は、これまたフランスで大ヒットしたという『ハリー、見知らぬ友人』。見終わって、隣に座っていた独断推定年齢60歳以上のご婦人方3人の見終わって一言は「どこがヒッチコックなのよー!だからフランス映画って信用出来ないのよねぇ」でした。「ヒッチコックからキューブリックまで・・・偉大なる巨匠の映画的記憶が刻印」←こんな謳い文句が並んだりしているのですが、どーだかねぇ!ただのキチガイ野郎じゃん!今まで捕まってないのがオカシイんじゃないの!こんなツッコミをしたくなるようなボケた映画でした。こういう映画が好きな人も、たくさんいるとは思いますが・・・!


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