Deckard's Movie Diary
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2001年05月22日(火) |
幼なじみ 彼女を見ればわかること |
再び本日から名古屋出張です。その前に『幼なじみ』を鑑賞。フランスの黒人差別映画(その手の差別も重要な要素にはなっているが・・・)!と思っていたら、ちょっと違っていました。幼なじみの黒人の男の子と白人の女の子が18才と16才で結婚し子供が出来る話です。最初、語り口が朴訥で、退屈しそうな雰囲気が漂っていましたが、時間が進むにつれてだんだん引き込まれてしまいました。一般的ではない結婚を選択してしまった若い二人、驚きながらも応援する周囲の人たち。二人と二人を取り巻く健気な心模様が、なんとも美しい作品でした。音楽も極力控えめで、とても真摯な姿勢が感じられる秀作です!ただ、ちょっと散文的かなぁ・・・地味だし。そのまま急いで渋谷へ!
『彼女を見ればわかること』。カンヌ映画祭[ある視点]部門グランプリ!サンダンス・NHK国際影像作家賞!ノーベル文学賞ガルシア・マルケスの息子、ロドリコ・マルケス初監督作!グレン・クローズ、ホリー・ハンター、キャシー・ベイカー、キャメロン・ディアス、キャリスタ・フロックハート出演!もう、肩書きだらけの映画で「!」←これがいくつあっても足りませぬ。全5話からなるオムニバス映画、全てそれなりの年輪を重ねた独身女性が主人公で、彼女達の心の奥底を描いています。でも、なんだかこの手の映画って見飽きたナァ。まぁ、しいて言えば、心の扉を開けるエピソードがちょっと新しいかなぁ。でも、淋しいんだったらもっと素直に生きればいいのに・・・、それが出来れば苦労はしない!って?フ〜ン・・・そういうモンなんだ。よくワカンナ〜イ。オレ、男子だし。単館ロードショーで、もちろん満員!あ、また「!」←これだ!
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