Deckard's Movie Diary index|past|will
前作『シンプル・プラン』で慣れないコトに手を出しズッコケたサム・ライミの新作は、初心に戻ってサイコ・ホラー・サスペンスの『ギフト』です。元はといえばB級ホラー専門の監督だったワケですから手馴れたモンですなぁ。主人公のケイト・ブランシェトが生まれながらに授かった「過去や未来が見える力」を使って占いなどをやっているのですが、いろいろトラブルに巻き込まれて、まぁ舞台が田舎ですから魔女扱いされたりするワケです。話しはヨク出来ていてけっこう楽しめます。まぁオチは推測出来ますけどネ!でも超能力モノってのは、凄みがないのなら切なくないとなぁ・・・超能力者ケイトの哀しみっつーのかなぁ、その辺がキチンと描けないとサム・ライミは二流のまんまだろうな!それでも全然構わないけどネ!それにESPカードってのもどうなの?ちなみに登場人物の弁護士(否定派)は大槻教授のような論法でした。
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