蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2002年02月06日(水) 数字の2と電車の旅

一日お休みをもらった。体調はいまいちだったが、電車に乗ってちょっと遠くに出かけた。ひとりだったら絶対に行かないところに行った。それがなぜか数字の2とならほいほいと一緒に行ってしまうのだ。数字の2の持つ不思議な力。

数字の2はあんまり行動的には見えないのに、実は私よりもずっとよく動き回る。くっついてまわると、その行動範囲の広さに驚く。私はすぐに疲れたとかだるいとかトイレ行きたいとかおなかすいたとか、足手まといなことこの上ない(だろうと思う)。まるで、幼稚園児を連れて出かけているようなものだ。

数字の2のおかげで、私は普段目にすることのない、いろいろなものに出くわす。今日見たのは、連結バス。バスが電車みたいに連結されているのだ。長いし、ぶよんぶよんしている。なんか変な生き物みたい。車輪は6個だか8個だか、よく見えなかった。あんな乗り物ははじめて見た。

はじめて見たよ!と言ったら、数字の2はあっさりと、あれはつくば万博の時からあるよ、と言った。そんなに昔から走っていたのに、私はその存在すら知らなかった。世の中にはまだまだ未知なる生き物がたくさんいる。


(注)数字の2は以前「相方」と称していた人のことで、なぜ数字の2かと言えば、呼び名からごく単純に連想されたものだから。数字の2はもともと『ホテルカクタス』の登場人物である。もちろん、ここで言う数字の2と『ホテルカクタス』の数字の2が同一人物でないことは言うまでもない。


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