蜜白玉のひとりごと
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2002年02月10日(日) |
なくてはならないもの |
今日の夕方、やっと『恋愛太平記2』を読み終わった。なかなか思うように読み進まなくて(それは話がおもしろいとかつまらないとかいうのとは関係がなくて、自分の体調が悪かったり、本を読むまとまった時間が取れなかったりで、そうなってしまったのだが)、正月休みに『恋愛太平記1』を読んでから、ずいぶんと時間がたっていることに少し驚いた。
蜜白玉ノートの読書メモのあたまに、「水も空気も本も、私にとってはどれも同じくらい大切なもの。それがなくては生きていけない。」と書いたが、これを書いたときにはちょっと大げさかなという気もしたのだが、今ではそれに近い感じはあるな、とも思う。
本屋や図書館で読みたいと思う本を見つけ、それらをすいすい読んでいられるうちは、読書に限らずほかの物事もうまく進んでいて、調子がいいのだ。それが、読みたい本が見つからないとか、何を読んだらいいかわからないとか、読まなければいけない本が山積みなのになぜか本を読む気にならないとか、読む時間を見つけられないというのは、たいてい体調が悪く、周囲もごたごたしていて、忘れ物をしたりバスに乗り遅れたり、運も悪い。読書は生活のバロメーター?
昨日も図書館で文芸誌を何冊かコピーして、それをひとまず、お昼ご飯(高級つぶあんパンとツナポテトパンとジャワティーストレート)の入っているコンビニの袋に入れたとき、ああ、私は活字を栄養に生きているんだなあ、なんて「ふと」思ったりもした。
とにかく、『恋愛太平記2』を読み終わって、すっきりした。今は『村上ラヂオ』と『文章教室』を平行して読んでいる。(実は、『村上ラヂオ』と『恋愛太平記2』は金曜日までに図書館に返さなければならなかったのだ。週明けには必ず!)明日も読書がはかどることを願って。
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