蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2002年11月02日(土) また会いましょう

大学時代の友人8人で飲む。夜7時から始まって、終電近くまでたっぷりと飲んで話しこむ。1年に2、3回会うだけなのに、とても近くに感じる人たち。お互いの近況報告や、共通の友人の消息、これからのことなど、思いつくままに話す。テーブルを囲んで、8人がひとつの話題についてあれこれ思いをめぐらす。今回はみんな、それぞれの立場で穴に落っこちているようで、誰ひとりとして手放しで「幸せだ」と豪語できる人はいなかった。でも、いやなことがあった後には必ずいいことがあるはずだから、今の不調はたぶんこれから起こる「いいこと」の準備段階なのだ。じたばたせずに、嵐が過ぎ去るのを待てばいい。大きく飛びあがるためには、まず膝を曲げて姿勢を低くし、力をためこむ必要がある。

みんな普段は違う仕事をして違う生活をしているのに、こうして集まれるっていいね。酔った勢いか、それとも確信的になのか、こう言った友人がいた。きっと、その場にいたみんなが似たようなことを思っているはずだけれど、照れくさくて、そうそう口に出せるものでもない。そのことばを聞いた途端、残りの7人は大笑いで「まとめに入るな〜」とか「いやあ、なに言ってんの〜」とか。たぶん、うれしくてくすぐったかったからだと思う。在学中より卒業してからの方が、よく話すようになった友人もいる。人とのつながりは本当におもしろい。

それぞれの生活、それぞれの人生。楽しく幸せでありますように。


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