蜜白玉のひとりごと
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朝の9時半から仕事、夜の9時半から忘年会。午前1時帰宅。
仕事で、ひょんなことから、生後2ヶ月の赤ちゃんのお相手をすることになる。約2時間、赤ん坊と真摯に向き合ってみる。とにかく楽しい、そしてどういうわけだかこちらが自然と笑顔になる。顔をゆがめてぐずったり、ぱくぱくむにゃむにゃと言葉にならない声を出したり、つぶらな瞳で見つめたり、すやすや眠ったり・・・。ずっと抱っこしてあやしながら、母親の用事がすむのを赤ちゃんとふたりで待つ。はじめは軽いと思ったのに、だんだん重く感じられてきて、腕がプルプルしてくる。つくづく母親はたくましい。
そして、これは早いとこ「かあちゃん」になるべきだと強く思う。もともと私はどんな仕事もさしおいて、いちばんなりたい職業(?)が母親なのだ。それはここ数年ずっと心に強く思っていること。ただ、こればかりは私ひとりの努力でできることではないので、なんとなく先延ばしになっている。
最近では、40歳を過ぎて初産と言っても、それほどめずらしくなくなってきているけれど、それでもやっぱり母親が若くて元気なのは、子どもにとっても母親にとってもプラスになるものだと、親子の関わりを見ていてつくづく思う。
とにかく子どもというものはじっとしていない。いつもわくわくしていて、新しいものに貪欲に挑んでいく。そのひとつひとつにとことん付き合っていくには、体力が必要なのだ。そして何より笑顔と、余裕のあるおおらかな気持ちで子どもと向き合うこと。仕事上、たくさんの親子に会う機会を通じて、今はこれがとても大切なことだと私は思っている。
これからはおとうちゃん候補を探そう。
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