蜜白玉のひとりごと
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何を隠そう、私は英語が苦手だ。キライと言ってもいいかもしれない。中学・高校の英語の成績はそう悪くはなかったけれど、それでも英語の授業は胃が痛くなるほどいやだった。いつ指されるか、常にビクビクしていたし、構文の暗記もつまらなかった。英語たのし〜!と思ったことは、過去に一度もない。英語はまさに私の弱点であり、コンプレックスなのだ。
そんな私でも一度はがんばってみようと、某英会話学校にたいそうなお金をかけて通ったこともある。しかし結果は読解力にも会話力にもたいした変化なし。英語が好きになる兆候も見られなかった。お金と時間だけがむなしく消えていった。
英語の何がそんなに気に入らないのか。たぶん「間違えてはいけない」「間違えたら恥ずかしい」、そういう気持ちが一番の足かせになっているのだと思う。中学校に入る少し前から、NHKの基礎英語とかを親に言われてしぶしぶやっていた。番組のスピードについていけなかったり、思うように発音できなかったり、そういう自分がすごく恥ずかしかった。小さいころ野生児だった私は、鉄棒も木登りも徒競走も何でもできた。勘が働いて、体が勝手に動いた。しかし英語はそうはいかなかった。こんな調子では中学校の英語も危ないんじゃないか。そう思ったときから、英語に対する変な構えができてしまったのかもしれない。
もっと英語ができたらいいのに、と心のどこかで思いつつも、現実には、英語から逃げる方へ、逃げる方へと進んできた。そしてここまで来て、どうしたって逃げられないことに気がついた。英語という道具なしには、やりたくてもできないことが山ほどあるのだ。その分、人生で損をしているようなものだ。それにこの頃少しだけ、英語に対する考えが変わってきた。当たり前だけれど、英語も言葉だ。私の大好きな「言葉」ではないか。そう思ったら、ほんのちょっとだけ英語が身近になった。
今年の目標の中に「英語」がある。ずっと気にかかってはいたけれど、なかなかきっかけがつかめないでいた。それがここ数日で、英語の勉強に関するとてもいいサイトと本を見つけた。どちらも目からうろこ。いったい何度目の一念発起になるかわからないけれど、今日から英語のトレーニングをはじめる。ひとまず1コ目のチェックポイントは3月23日のTOEIC。果たして結果はいかに・・・
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