蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2010年07月29日(木) 運命論者ではないけれど

この頃ときどき、なんとなく、ほんとにおぼろげにだけれど、目標になりそうなものが見える。目標にしてもいいかもしれないもの、折々に心にとめていたものはもしかしたらそこで全てがつながるのではないかという期待にも似たような。

無茶苦茶かもしれないし、ただいっときの思い過ごしかもしれない。言葉にした途端、泡になって消えてしまいそうに頼りない。でもしばらくは逃さないようにキュッとつかんで、これがこの先どう変化していくのか、いけるのか、見守ってみたい。

そのときは、あーあ、って思っていても、無駄なことや無駄な時間なんてものはやっぱりない。ないらしい。ないようだ。あーあの最中には気づけなくても、与えられた試練だったり、取るべき休息だったり、時がたって振り返ればそれぞれに意味のある出来事であり、時間であり、通過点だった。

自ら望む望まないに関係なく、あらゆる経験は用意されていて、あとはそれを自分がどう受け止めていかしていくか。意識的にいかそうとしなくても、肥やしになってくれていることだってきっとある。

運命論者ではないけれど、今みたいなこういう思いにたどりつくための12年だったのかな、と広い海原を見渡すような心もちでいる。


蜜白玉 |MAILHomePage