蜜白玉のひとりごと
もくじ|かこ|みらい
用があって調布へ行く。さて帰ろうと駅へ戻る途中、前を歩くおじいさんの姿に目を奪われる。がっしりとした体格で、体を左右に揺らしながら、悠然と歩く。Tシャツの左袖は暇そうにひらひら。もしかして!
毎朝、真剣に見ているしげーさんだ。あんまりゆっくり歩いているので追いついてしまい、追い越して少し行ってからそっと振り返る。一人でちょっこし散歩のようだ。邪魔しちゃ悪いかと声はかけられず。
ぼーっとしているのか、冴えざえとしているのか、よくわからない不思議な雰囲気の人だった。会っちゃった。
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