思うこと
DiaryINDEX|past|will
近代植民地獲得レースの最後に登場した日本が、 世界を相手に無謀な戦いを挑み、負けたことにより、図らずも その後アジアやアフリカで植民地が次々と独立した。
日本国憲法前文が宣言しているように、 専制と隷従、圧迫と偏狭なんてものは、過去のものになったのだ、とばかり思っていた。
が、そうじゃなかったことに気付かされてしまった。 専制と隷従、圧迫と偏狭なんてものも、地球上から無くなった訳じゃなかった。 近代帝国主義の産物である「植民地」なんてのも、中国本土と地続きで気がつかなかっただけで、 21世紀の今まさに存在し続けていることに気付かされてしまった。
人類は、第二次世界大戦という未曾有の戦争を教訓に、「近代」から「現代」へ、進歩の階段を一段登ったのではなかったのか?
|