思うこと
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2008年06月22日(日) 進歩の階段

近代植民地獲得レースの最後に登場した日本が、
世界を相手に無謀な戦いを挑み、負けたことにより、図らずも
その後アジアやアフリカで植民地が次々と独立した。

日本国憲法前文が宣言しているように、
専制と隷従、圧迫と偏狭なんてものは、過去のものになったのだ、とばかり思っていた。

が、そうじゃなかったことに気付かされてしまった。
専制と隷従、圧迫と偏狭なんてものも、地球上から無くなった訳じゃなかった。
近代帝国主義の産物である「植民地」なんてのも、中国本土と地続きで気がつかなかっただけで、
21世紀の今まさに存在し続けていることに気付かされてしまった。

人類は、第二次世界大戦という未曾有の戦争を教訓に、「近代」から「現代」へ、進歩の階段を一段登ったのではなかったのか?


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